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  • 河村 陽介さん(社会学部 メディア社会学科/ラジオ・テレビ番組プロデューサー)

私立大学/東京・埼玉

リッキョウダイガク

入局して2年目。頼りになる先輩を目指して日々奮闘中

先輩の仕事紹介

視聴者にはどんな番組が喜ばれるか。編成担当として常に考えて番組を送り出しています

ラジオ・テレビ番組プロデューサー
社会学部メディア社会学科/2016年3月卒
河村 陽介さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

現在はNHK高知放送局で編成を担当しています。編成とはいわば放送局内での交通整理のような役割の部署。どの時期にどのような番組を放送するか検討して番組表を作成、報道やドラマなど関係部署と調整し、放送全体を運営します。地方局の場合、制作する番組は全体の1割ほど。年度末にディレクターから提案される企画から、県域放送に最適な内容の企画を選ぶことも、重要な業務です。仕事を進める上で大切にしていることは、相手の身になって考えること。高知の視聴者が何を期待しているか、常に考えて仕事をしています。配属から2年目を迎え、編成の仕事に対する理解も以前より深まったので、今後は自分の色をより出していきたいと考えています。

この分野・仕事を選んだきっかけ

「テレビの世界」で働くことに、幼い頃から漠然とした憧れがありましたが、テレビ業界への就職を真剣に考えていたわけではありませんでした。転機になったのは、メディア研究をテーマとする砂川ゼミに入ったこと。テレビ局見学や、現役で活躍する業界の方たちをゲストスピーカーとして招いた講義など、業界の最先端の息吹を感じながら学ぶなかで、憧れだったテレビ業界への就職が現実の希望へと変わっていったのです。砂川ゼミに入らなければ、今の仕事に就かなかったでしょう。故郷の名古屋や大学時代を過ごした東京で仕事がしたいと考えていたため、全国で働ける可能性があるNHKを第一希望に就活を進め、最終的に内定を得ることができました。

ゼミの先生や仲間には、今でも助けられています

学校で学んだこと・学生時代

大学生活を振り返ってみて一番に思い出すのが、ゼミ生20人がひとつのテーマで研究を進めた「年間テーマ研究」です。約1年かけて準備し、他大学と共同で発表会を開きました。私たちの時のテーマは、集団的自衛権。20人いれば20通りの意見があり、発表の段階でひとつの意見にまとめる作業は大変でしたが、同時に楽しくもありました。その時実感した「独りよがりでは駄目だ」という考えは、今の仕事にもつながっています。単純に「面白そう」という理由でゼミや授業を選択していたこともありましたが、不思議と後に活きてくるもの。4年間を無駄にせず、真剣に学び、そして楽しむことで、理想の自分になるためのきっかけは必ずつかめるはずです。

年間テーマ研究で学んだ考え方が、仕事で活きています

河村 陽介さん

日本放送協会(NHK) 高知放送局 企画編成部 勤務/社会学部メディア社会学科/2016年3月卒/NHKに就職できたのは、ゼミのおかげだという。「アナウンサーやディレクターに漠然とした憧れはありましたが、ゼミでゲストに招かれたNHKの方の話を聞いて、編成の仕事をしたいと強く思うようになりました」。新人の多くは、地域放送局に配属される。「地方での暮らしは初めて。学生時代を過ごした池袋とのギャップに戸惑いましたが、今はもう慣れました」。休日には、同期7人で遊びに出かけることも。趣味は剣道。「相手との間合いをはかる中で、人の気持ちを考える姿勢が身につきました」。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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