
診療放射線技師の業務は様々ありますが、私が主に担当しているMRIは画像検査の中でもかなり特殊な部類だと感じています。講義を通じて、基礎の部分をしっかり押さえた後に、学生たちが実習先の医療施設でMRIを扱う技師が何をしているのか?また、どのような検査・技術が行われているのか?を理解できるよう、そして学生たちが興味を失うことないよう、はじめのうちは難しい言葉を使うことを極力避けるなど心がけています。実際の医療の現場は、学校で勉強した通りにはいかないもので、何かあったときに、自分はどうすればよいか?の判断を求められることが多々あります。何か予期せぬことが起きたときでも、落ち着いて臨機応変に対応できる診療放射線技師になってもらえるよう、まずは国家試験合格に向けて指導しています。

わかりやすく、イメージしやすい講義を意識しています
授業でのこだわりは2つ。1つめは、教科書は使わず先生の資料+学生各々が自主的に選んだ参考書や資料で学習意欲向上につなげていること。さらに病院に勤務していたときのエピソードや臨床実習後は振り返られるような話題を取り入れ、講義の内容にも変化をもたせているそうです。2つめは、できるだけ時代や学生のニーズに合わせた勉強方法を用いること。パソコンやスマホを活用し、自宅や通学時などいつでもどこでも課題(宿題)の提出や補講(補習)の受講を行い、疑問や課題の早期解決もできるよう環境を整えているそうです。

学生が何を望んでいるのか、どこがわからないのかを早い段階で察知してくれる石川先生
診療放射線技師の免許を取得するというゴールは全員一緒です。私がみなさんに期待することは、勉強ができる!ではなく、「診療放射線技師になりたいと強く思う」と、「目標に向けてひたむきに努力する」です。
愛知県の高校を卒業後、鈴鹿医療科学技術大学(現:鈴鹿医療科学大学)に入学し診療放射線技師の免許を取得。大学卒業後は、愛知県の総合病院南生協病院に入職し、約6年間診療放射線技師として勤務。病院退職後は、医療機器メーカーの営業職などを経て、2007年から本校に入職。教員として勤務し、学科主任を務める。「医療の世界は日進月歩。私自身も“学ぼう”という気持ちを常に持つようにしています」と話してくれた。
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