「自分の心が動く」という初期衝動を大事にしながら1枚の写真を撮っていくこと／専門学校東京ビジュアルアーツ・アカデミー【スタディサプリ進路】

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（2024年4月東京ビジュアルアーツより校名変更）

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「自分の心が動く」という初期衝動を大事にしながら1枚の写真を撮っていくこと

新井潔さん

NHK連続テレビ小説『マッサン』、TBSドラマ『まっしろ』、『表参道高校合唱部！』などの
広告写真と同時に、自分自身のテーマを見つけて作品も創り出していく

フォトグラファー

1984年生まれ、神奈川県出身。フリーランスのフォトグラファー。東京ビジュアルアーツ・アカデミー在学中は土日も含めてほとんど通い詰めていたそうだ。「暗室に入って、徹底的に写真と向き合った2年間でしたね」。その中で出会った他の人の作品に大きな影響を受けたという。「間違いなく僕よりもいい写真を撮る人がいるということに気づくだけでも、自分の写真に対する姿勢は大きく変わるはずです」。

「自分の心が動く」という初期衝動を大事にしながら
1枚の写真を撮っていくことがおもしろさだと思います。

広告をメインに、タレント、ファッション、ミュージシャンの写真を撮るフォトグラファー・新井潔。「以前、先輩カメラマンに誘われて岩手県山田町でSMAPが出演したNHKのど自慢の現場写真を撮ったときです。撮影前に、先輩と町の歴史や背景を感じる風景を見たことで撮るという行為を多角的に見つめられました。テレビ番組の現場写真と町の風景。全然違いますが、写真はその全てをつなげます。もちろん、それは伝わることもあれば、伝わらないこともあります。ただ、それが写真の奥深さなんですよね」。また、初期衝動も大事だと言う。「僕が最初に撮った写真は下手ですが、撮りたいから撮る“初期衝動”が詰まっていました。その思いに立ち戻ることもフォトグラファーには不可欠です」。