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  • 田中 慶太さん(調理師本科/飲食店経営、料理人)

信頼する地元の生産者さんの畑や、川や山で野菜を収穫

先輩の仕事紹介

季節の食材と真剣に向き合い、お客さまにより良い食を提供できるよう努めています。

飲食店経営、料理人
調理師本科 卒/2004年卒
田中 慶太さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

食とは、人を良くすると書きます。自然や生産者さんから分けていただいた季節の素材と向き合い、お客さまにより良い食を提供できるよう日々努めています。仕入れは、店休日に地元の生産者さんの畑へ赴き1週間分の野菜を収穫し、水は南関の湧水を汲んで利用しています。仔牛やラム、豚、ジビエなどのお肉は、現地で育成方法や管理方法などを見極め、信頼できる生産者さんと直接やり取りして送っていただいています。もちろんお客様に喜んでもらえることは嬉しく、都心からも足を運んでいただけることは喜びです。その思いに応えるためにも、季節の食材を扱い、シーズン毎に去年よりさらに良くなるよう向き合っていくことが大事だと思っています。

この分野・仕事を選んだきっかけ

もともと何か手に職をつけたいと思ったことがきっかけです。美容師や整備士など様々な選択肢がある中で、人が生きていく上で最も大切な食に携わることに興味を持ち、この道を志しました。最初は強い思いがあったわけではなかったので、壁にぶつかることも多々ありましたが、店をオープンして6年半ほどが経ち、ここ数年ようやく良かったなと思えるようになりました。周辺の農家さんをはじめいろんな人との出会いがきっかけですが、特にお肉を仕入れている玉名牧場の牧場主さんとの出会いによって食べ物に関する考え方が変わり、扱う素材も変わってきました。これからまた、食について何ができるのか改めて考えていきたいと思っているところです。

信頼する生産者さんから届く素材に真摯に向き合います

学校で学んだこと・学生時代

学生時代は調理の基礎知識をはじめ、包丁の使い方などの基礎技術、調理する上で重要な衛生面などを学び、その経験が、就職後の実際の業務にとても役立ちました。最も力を入れたことは実習です。魚をおろしたり、丸どりをさばいたり、かなりの数をこなしました。手に職と言うだけあって、手に馴染まないと技術は身につきません。実習では定期的にテストが行われるので、それに合わせて繰り返し練習し、合格を目指していました。また、平岡は文化祭や球技大会など年間を通していろんな行事があり、友人たちと過ごす日々はとても充実していました。楽しくて学びやすい環境だったからこそ、途中で挫折することなく、卒業できたと思います。

昔ながらの酪農を行う玉名牧場の仔牛を使った一皿

田中 慶太さん

Nido(ニド)オーナーシェフ/調理師本科 卒/2004年卒/ホテルやイタリア料理店に勤務後、イタリアで2年半、オールストラリアで2年間の経験を積み、地元の大牟田に「Nido」をオープン。「営業スタイルは水曜がランチのコース、木曜から土曜が最大8名様までのディナーコース、日曜はアラカルトのカジュアルなスタイルで、月曜と火曜が休み。その火曜に野菜の収穫などを行います」。食と向き合い丁寧に作り上げる料理に遠方からの予約も多い。分野を選ぶ時のアドバイスとして「私はやりたい事が明確に無いながらも継続できた一例だと思います。ジャンル選びが大事と言うより、途中で変わってもいいので、まずやってみることが大事」と話してくれました。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

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