
「札幌文化芸術劇場hitaru」で働くことは私の誇りです
私は現在、札幌を代表する劇場「hitaru」などで音響エンジニアを務めています。最大のやりがいは、一人でオペレーションを任せてもらえることです。入社後早い段階から責任ある仕事を任されることに強い手応えを感じています。また、ライブだけでなく、オペラやバレエ、演劇といった幅広いジャンルに携わり、何百もの階段を組むような大掛かりな舞台設営から本番までを、チーム一丸となって作り上げるプロセスに面白さを感じています。本番が成功し、観客の方から「ありがとうございました」と感謝の言葉をかけられたときや、何千人もの観客の反応を肌で感じたときの達成感は、この仕事ならではの醍醐味です。
きっかけは中学・高校時代の吹奏楽部での活動です。音楽に携わる仕事がしたいと思い、進学先を考えたとき、レコーディングに携わる仕事もしてみたいし、PAにも興味があったので、両方学べる「札幌ビジュアルアーツ」に進学を決めました。現在の職場を志望した理由は、学生時代のアルバイト経験が大きく影響しています。劇場の案内業務を通じて、技術スタッフの働く姿や観客の熱量を間近に感じ、「この職種に就きたい」という以上に「この劇場で働きたい」という強い思いを抱くようになりました。自分が大好きなアイドルやアーティストが立つステージを、裏方として支えたいという純粋な憧れが、今のキャリアの原動力になっています。

本番中は感覚を研ぎ澄ましオペレーションします
特に印象に残っているのは「ライブ実習」の授業です。自分たちで段取りを組み、楽器のセッティングから操作までを実践した経験は、現在の仕事に直結しています。学校にあるPAの機材が職場と同じシリーズだったので、就職後もスムーズに操作を覚えることができました。また、学生時代は学校紹介のアルバイトを通じて業界との接点を持ち、仕事へのリアリティを高めていきました。進路に迷った際や就職活動の際、先生方が親身になって相談に乗ってくれたことも大きな支えでした。自分の「やりたいこと」を尊重し、履歴書の添削や面接対策まで丁寧にサポートしてくれた先生方の存在が、第一志望への就職を後押ししてくれたと感謝しています。

音源チェックや資料作成など、デスクワークも大事

株式会社北海道ステージアートアライアンス 舞台技術部 勤務/音響学科 PA&レコーディングエンジニア専攻/2024年卒/大学への進学率が高い高校に通っていた小川さん。先生からは大学を勧められていて迷う気持ちもあったという。しかし自分の目標は「音楽業界への就職」。そんな揺れ動く気持ちが、札幌ビジュアルアーツのオープンキャンパスに参加して晴れたという。小川さんの思いに親身に耳を傾けてくれた先輩方やアドバイスしてくれた先生、フレンドリーな雰囲気が進学の決め手となった。
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