
テーピング技術の習得を目指す「基礎柔道整復実技1」。テーピングは、体の構造や機能を理解し、「素早く・綺麗に・効果的に」巻くことが求められるもの。先生の指導のもとクラスメイト同士で繰り返し巻き合いながら、スポーツから日常生活まで数多くの症例に対応できる技術を身につけます。例えば授業で最初につまずくのは「テープを素手で切ることができない」という点。布が織り込まれた綿のテープは柔軟性があるため、うまく力を加えないとテープが歪んで切れません。断面が美しくないと患者様や選手に巻いた時にしわが寄ってしまうため、綺麗に素早く切る練習が入学後最初の課題となります。また、患者様に指定する姿勢を長時間取ってもらうのは負担になるため、制限時間内に巻き上げるテストを実施するなど、プロ視点での指導を大切にしています。

整骨院とスポーツトレーナーの現場経験を持つ佐々木先生が指導
2・3年生の先輩が指導に参加し、技術習得のサポートをしてくれる「TA(ティーチングアシスト)制度」を導入。教員目線のアドバイスに加えて学生目線での指導も受けられるため、気軽に質問しやすい環境です。マニュアル通りの正解が存在しない医療の現場だからこそ、自ら考え、判断し、行動する力を養う授業構成が特長であり、現場で即座に対応できるスピードと正確性を徹底的に磨き上げます。佐々木先生は現在も整骨院とラクロスチームのスポーツトレーナーとして現場に立ち続けているからこそ、実践的な指導が実現できるのです。

リアルな症例でケーススタディ。自ら考え、最適解を導き出す
基本のテーピングを習得した後は、班ごとに別れて実際のスポーツ現場や医療現場で起こるリアルな症例を題材にケーススタディに取り組みます。「自分ならどう巻くか?」「なぜその処置を選んだのか?」を徹底的に議論し、習った技術をどう工夫すれば患者様の要望に応えられるか、班ごとに実際にテープを使って作り上げ、発表。体型や怪我の状態は一人として同じではないため、マニュアル通りの正解は存在しません。クラスメイトと議論を交わしながら、相手の状況に合わせた「オーダーメイドの処置」を完成させていきます。

選手や患者様の立場になり、最適な処置を考える力を育てる
「人体の不思議」に関心がある人にとって、この授業は発見の連続!相手の状況に合わせて試行錯誤するプロセスは、謎解きのような面白さがあります。自分の頭と手でベストな答えを作る探究心を持つ人におすすめです。

部活動などで体を動かしてきた経験そのものが、選手や患者様の痛みを理解する武器となる
【講師】佐々木先生
元々スポーツトレーナーの資格を持ち、医療資格取得のため柔道整復師の学校へ進学。整骨院での実務経験を経て教員資格を取得し、アルファ医療福祉美容専門学校に赴任。現在もラクロスチームのスポーツトレーナーとして現場に立ち続けている。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。