
人間とコンピュータの相互作用を考える「ヒューマンインタフェース」「コンピュータ」「人工知能(AI)について研究しています。私は、コンピュータをメディアとして活用し、人と人とのコミュニケーションや能力を拡張することに興味があります。これまで、博物館や街の中で、個人の興味に合わせて案内をしてくれる「デジタルアシスタント」などを研究してきました。
最近では、函館の街に出てフィールドワークを行い、地域の方々と交流しながら技術の実証実験も進めています。また、既製品を使うだけでなく、3Dプリンターや小型の電子基板を使い、デバイスそのものを一から制作することもあります。机上の空論ではなく、実際に手を動かし、現場で楽しみながら学ぶ姿勢を大切にしています。

AIや体験メディアを用い、「人と社会を活性化するシステム」を構築します。
この大学の研究室には壁がなく、物理的にも「丸見え」のオープンな環境です。そのため、他の研究室の学生が気軽に相談に来たり、それぞれの得意分野を生かして協力し合ったりする文化があります。私の研究室は特に自由で、学生自身がパラソルやこたつを置き、自分たちの居場所を作っています。
授業では、1年生がいきなりゲームやアプリを制作し、選抜メンバーが発表会を行うなど、実践的な学びに力を入れています。入学直後から驚くほど成長できる環境です。

先生との距離が近く、何でも相談できる関係性に。学年や研究室の垣根を越え、誰かと議論できる環境です。
今は「AI革命」の真っただ中です。変化を恐れず仕組みを理解し、より良い未来をつくるためにどう使うかを一緒に考えましょう。そして、若い時だからこそできる経験や遊びも、同じくらい大切にしてくださいね。

研究の第一歩は、まず自分自身が楽しむこと。AIと遊び心を武器に、街や人の未来を広げてください。
早稲田大学卒業後、東京大学大学院で博士号を取得。
京都大学准教授を経て、公立はこだて未来大学の教授に着任。
専門は人工知能、ヒューマンインタフェース、体験メディア。情報技術を用いて人間の能力やコミュニケーションを支援・拡張する「人間に優しいシステム」の構築を目指し、函館の街をフィールドに研究を展開している。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。