
音楽番組のプロと認められるよう仕事に励んでいます。
テレビ番組の映像編集の中でも、テロップと呼ばれる文字情報のデザイン、画像加工や配信用のサムネイル作成が主な仕事です。レギュラーで担当している「CDTV ライブ!ライブ!」のほか、「音楽の日」「輝く!日本レコード大賞」など音楽番組に携わる機会が多いです。テロップの作成ではディレクターから映像と文言の指示を受け取り、文字が表示される時間の長さや番組のイメージ、映像の意図をふまえ、フォントや色、レイアウトを考えてデザインします。アーティスト名や曲名の間違いは許されず、放送時間までに完成させるという責任も大きい仕事ですが、SNSでリアルタイムに視聴者の方から反応をもらえることがやりがいにつながっています。
大学ではさまざまな経験をしたいと思い、幅広い映像表現に挑戦できるインスタレーションを専門領域とするゼミナールを選択しました。それまでは映像ディレクターの仕事を志望していましたが、課題制作で企画・脚本・撮影・編集の全工程を一人で担ったり、先生の紹介で地方の自治体をPRするVTRを制作したりする過程で、特に編集に興味を持つようになりました。同じ素材を使っても、アイデアやデザインなど編集の仕方次第で仕上がりのクオリティに大きな違いが生まれることにおもしろさを感じたのです。大変な作業の中にも楽しさとやりがいを実感することができ、自分に合っているのは映像編集だと気づきました。

番組の内容や世界観に合わせてテロップをデザイン。
大学時代に映像制作の一通りの工程を経験できたことで、仕事でディレクターからの指示を受け取った際、「この画を活かしたいのだろう」「それならこの場面のテロップは控えめにしよう」など意図を汲み取り、最適なデザインを考える力が身についたと感じています。映像編集は細かな作業一つで完成形が大きく変わり、限られた時間の中でいかに高いレベルで仕上げられるかが求められます。尊敬する先輩たちは、豊富なアイデアの引き出しと、それを形にする高い技術力を兼ね備え、映像を魅力的に見せることに長けています。社内外から「音楽番組といえばこの人」と評価される、そんな憧れの先輩のような存在になることが、今後の私の目標です。

放送に間に合うよう、時間との戦いでもあります。

株式会社TBSアクト 勤務/メディア造形学部 映像メディア学科/2021年3月卒/映像メディア学科を選んだ理由について、好きなアイドルをきっかけにミュージックビデオに興味を持ち、その制作に携わる仕事がしたいと考えるようになったと話す寺井さん。「名古屋学芸大学は、座学だけでなくプロ仕様の機材を使って専門性を身につけながら制作活動ができる点に魅力を感じました。実践的な経験を重ねたうえで将来の仕事を選びたいと考えていた私にとって、ぴったりの環境でした。インスタレーションやサウンド、プログラミングなど、映像メディアにかかわる幅広い分野を学べたことも、この大学を選んでよかったポイントです」と振り返る。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



