幼い頃からスポーツをしていて、ケガをすると接骨院に通っていました。遠方で頻繁に通えなかったのですが一度の施術で痛みがおさまり、それが人の手で行われていることに感動!その先生のようになりたいと柔道整復師をめざしました。この学校に入学して感じたのは、先生方の教え方がとても上手なこと。知識が増える中で「もっと学びたい!」と思えたのです。卒業後、病院勤務を経て、教える立場になりたいと教員になりました。現在、骨折、脱臼、捻挫、挫傷といったケガの発生原因や症状、どのような施術をするかを教える柔道整復理論という座学中心の教科を担当しています。「分かりやすかった」「ありがとう」など学生からの何気ない言葉が嬉しく、尊敬する先生方のような「学生全員がわかりやすい授業」を行えるよう、日々勉強と工夫を重ねています。
柔道整復理論は暗記するものが多く「単に言葉を覚えるだけでなくイメージすることが大事」と、自分や学生の身体を実際に動かしながら教えたり、穴埋め形式や図を入れるなどオリジナルのプリントを作成して配布している。座学中心ながら実習や補講も実施し「難しい内容のことも、学生が楽しめて、興味を持って取り組んでもらえるように」と工夫している。併設している接骨院に週3回ほど勤務しており「実際の施術の中で学ぶことがたくさんある」と長谷川先生。現場の様々な経験を学生にフィードバックできることも先生の強みとなっている。
学生の頃、勉強に不安があった時に支えになってくれたのは先生や友達。学生と先生との距離が近いこともこの学校の魅力です。全員が1からのスタートなので「柔道整復師になる」という気持ちさえがあれば大丈夫です!
専門科目:柔道整復理論
陸上やバスケットボールなど、幼いころからスポーツに取り組み、ケガで接骨院に通ったことがきっかけで柔道整復師をめざすように。2015年に仙台接骨医療専門学校を卒業後、白石市の整形外科に4年勤務。専門学校時代知った学ぶ楽しさを学生に伝えたいという思いを抱き、働きながら専科教員免許を取得。2020年4月より教壇に立つ。お世話になった先生方のような授業がしたいと日々勉強と工夫を重ねている。