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文部科学省以外の省庁所管の学校/大阪

コウクウホアンダイガッコウ

航空のスペシャリストとしての一歩を踏み出してみませんか?

倉持 快生  新潟県出身  2019年度入学
Q:航空管制運航情報官(航空情報科)を目指したきっかけは?
A:幼い時から地元の空港によく連れて行ってもらっていたこともあり、飛行機や空港について漠然と格好いいなとは思っていましたが、特別詳しい訳でもなく旅客として利用したことも数回程度でした。
進路を選択するにあたり省庁大学校を受験することで、将来の仕事に直結する専門的な知識を入学時から学べる点にとても魅力を感じたことを覚えています。その中でオープンキャンパスにも参加し、研修内容や将来の仕事内容にも触れて航空保安大学校への受験を決めました。実際に航空情報科に入学するまでは、航空管制運航情報官の仕事内容について滑走路の点検や航空機との無線通信など大まかにしか把握していませんでした。2年間の研修を修了し、現場に配属されてからも多岐にわたる業務内容を知ることとなり、今も勉強の毎日です。
    
Q:入学前後で印象が違ったことはある?
A:入学前は同期は航空に詳しい人ばかりかと思っていましたが、実際はそういった訳でもなく入学後同じスタートラインに立って研修を受けることができました。実務的な研修の前段階として、教官による業務内容の基礎知識についてや、元パイロットの方など外部の講師を招いた航空機や英語について学べる座学形式の授業が豊富に設定されています。現場で使われている専門的な機器を使用して、航空機への情報提供を行うシミュレーターも用意されており、現場に配属されるまでに業務のイメージを深めることができました。

Q:生活環境の大きな変化にどう対応した?
A:地元の新潟県から航空保安大学校がある大阪府の泉佐野市まで引っ越しをしました。それまでは一人暮らしは勿論のこと、全寮制の学校に入った経験もなかったため、食事や住環境など生活面に若干不安がありました。ですが実際に入学後、同じ境遇の同期達が身近に寮内で生活していることは非常に心強いものでした。立地としては最寄り駅が関西国際空港の隣駅であることから非常にアクセスもよく、周辺にはスーパーやホームセンター、アウトレットモールなど生活に必要な施設や休日を充実させられる環境が一通り揃っています。全寮制ではありますが、全員に個室が割り振られているため、プライバシーも確保された環境で快適に研修に励むことができました。

Q:在校時の楽しかった思い出を一つ教えて?
A:在校時にあっても国家公務員としてお給料をいただく立場にありますので、日々の生活や食事であったり休日に何をするにしても、裁量が自分にあることになります。それまでは深く捉えていなかった点にも多くの気づきを得ることができました。周りも同じ境遇の人たちに囲まれて寮生活を送れたのはとても良い思い出ですし、後の現場へ配属後の一人暮らしにも糧になったと感じています。

Q:受験を考えている皆さんにメッセージをお願いします!
A:航空保安大学校での研修を通じて、航空管制運航情報官としての仕事に直接繋がる実用的な知識を身に着けることができました。航空に関して予備知識などはなくとも、教官方の手厚いサポートや同じ目標を持つ同期と切磋琢磨しあうことで、研修を終える頃には自信を持って現場での業務へ臨むことができると思います。
パンフレットやホームページ、YouTubeなどでも積極的に広報活動がされており、私も受験を考えていたころはよく調べていたのを覚えています。もし受験を迷っている方や入学後のイメージをもっと知りたい方はそれらもご覧いただき、航空のスペシャリストとしての一歩を踏み出してみませんか?
航空保安大学校(文部科学省以外の省庁所管の学校/大阪)
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