コロナ禍でライブも人数制限がありますが、やっぱりライブがやりがいです。ワンマンライブができるようになり、キャパが多くなってきて大きい会場でライブができるようになりました。1,000人以上の人たちが僕たちだけを見に来るって、普通の生活では考えれない最高の喜びです。新曲を作るためにメンバーとディスカッションを重ねて、求めていた曲ができたときもやりがいを感じます。締め切りの最後の最後まで考えた一曲をライブで演奏し、ファンの皆様が喜んでいるのを見ると力がみなぎります。ライブや音源制作だけでなく、配信ライブやSNSにも力を入れています。SNSはダイレクトにファンの皆様の声が僕たちに届くので楽しいです。
中学2年からギターをやっていてオリジナル曲を作っていたんですが、友達に「バンドをやろう!」と言われたんです。当然、自分がギターヴォーカルと思っていたら、「HAYATOの曲を俺が歌いたいから運動神経の良いHAYATOはドラムをやって」と乗せられて始めました笑。FIVE NEW OLDのヴォーカルHIROSHIとギターのWATARUとは元々は違うバンドだったんですが、対バンをしたときに「自分がやりたい音楽をやってる!すごい若い子が出てきた」と思い、半年かけてHIROSHIを誘ったんです。そして、「一度、スタジオ収録をしよう」となったときに一緒に来ていたのがWATARU。それが僕たちの始まりです。
僕は1期生なのですが、当時は1号館だけで授業をやっていました。学生用の大きな広場があって、スケボーをしている人やギターを弾いている人、ダンスを踊っている人がいたり、ドラムの先生が尺八を吹いていたり笑。エンタメ業界をめざす人がたくさんいて、すごい自由で良い場所でした。そこにいればいつのまにかたくさんの友達ができましたね。授業は少人数制で、学生一人ひとりのレベルに合わせてしっかりと教えてもらいました。いろいろなジャンルの先生がいて面白かったです。習得が難しいテクニックを優しく丁寧に指導してくれました。実は勝手に師匠と思っている先生もいるんです笑。
FIVE NEW OLD所属/音楽アーティスト科/2007年卒/ESPエンタテインメント大阪の1期生として入学したHAYATOさん。「ESP学園はとにかく自由で楽しい場所でした。いろいろなジャンルの先生の授業はどれも面白かったです」とのこと。音楽業界をめざす人たちへのアドバイスを尋ねたところ「1つでも良いので揺るがない芯を持ってほしい。そして、大好きな音楽をずっと続けることが大切だと思います」と話してくれました。