公立大学/東京

トウキョウトリツダイガク

このオープンキャンパスは開催終了しております。
廃止された学部・学科・コースの情報も含まれている可能性がありますので、ご注意ください。

新超伝導体のデザインと応用にむけた研究

東京都立大学 画像の掲載は終了しました
開催日時
  • 2023年
    6月
    9日
    (金)
    18:30~20:00
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/web/course/detail/2311G109/

高校生の皆さん、超伝導という言葉を聞いたことはありますか?少なくとも、超伝導リニアという言葉は耳にしたことがあると思います。超伝導は一部の金属(超伝導体)が低温で示す量子現象で、超伝導転移温度以下では超伝導体の電気抵抗が完全にゼロになります。この状態を利用し、強力な電磁石を作ることで、超伝導リニアの浮上走行が可能になり、また、病院のMRIにも超伝導電磁石が使われています。今後も社会の色々な場面で活躍の場を広げる超伝導体ですが、実際に利用できる材料はまだ限られています。本講義では、高校生の皆さんに超伝導研究の面白さを知っていただきたいと思います。超伝導についての簡単な紹介の後に、どのように新しい超伝導体をデザインするかを説明します。新物質を開発する研究では、物理と化学の幅広い知識が必要です。また、開発した超伝導体に応用材料としての機能を付与することで、新しい工学応用分野を切り拓くことも、今後重要になる超伝導研究の指針だと考えています。これらの融合研究に関して、最新の研究を紹介しつつ、簡単に説明いたします。 水口佳一(東京都立大学大学院理学研究科 准教授・量子物質理工学研究センター研究員)

【当日の講義内容】
1 超伝導現象と歴史
2 超伝導体のデザイン方法
3 最新の研究内容の紹介(物理と化学を使って、新たな工学応用を切り拓く!)

新超伝導体のデザインと応用にむけた研究/東京都立大学(公立大学/東京)のオープンキャンパス
RECRUIT