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なぜ理系で英語が必要なのか 理系大学を満喫するための実践英語

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開催日時
  • 2023年
    8月
    26日
    (土)
    15:00~16:30
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/web/course/detail/2321G113/

高校生のための 大学授業体験シリーズ なぜ理系で英語が必要なのか 高大連携室 共催
「理系にも英語は必要だ」と念仏のように聞かされてきたあなた!その理由を本当に理解していますか?この講座で体験する理系の実践英語は、受験対策ではありませんが、合格後の大学生活ではきっと役立つはずです。

現在の理系の学問体系は、過去の研究者たちの発見の積み重ねで成り立っています。これらの発見は、学術論文というかたちで、人類全体の共有の知的財産として、過去から未来に受け継がれてゆきます。このときに当然ながら共通言語が必要であり、現在の世界情勢では、それが英語であるというわけです。理系の分野で活躍するということは、論文という知的財産を読んで活用し、自らの発見を論文に書いて知的財産に付け加える、ということなのです。ノーベル賞や、そのパロディーであるイグノーベル賞を日本人が受賞したというニュースを聞いたことがあると思います。彼らもみな英語で論文を書いているのです。
教科書などは、学術論文という一次情報をもとにしてまとめあげた二次情報であるといえます。このような二次情報が日本語で提供されることは、日本における理系のすそ野を広げることにつながっています。しかし、理系の大学に進学して高みを目指す人たちには、英語の一次情報にふれるのに不自由しないだけの英語能力が必要なのです。
英語で会話をする必要にせまられることもあるかもしれませんが、あまりこわがることはありません。英語は共通言語であり、もはや英語を母語とする人たちだけのものではありません。英語を母語としない人と話す機会の方が多くても不思議ではありません。お互い様なので、聞き取れなかったら遠慮なく聞き返してよいのです。
この講座では、限られた時間ではありますが、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」の四つの能力が理系でどのように活用されるのかを体験します。

「読む」:理系の英文を読んで、文の構造をしっかりとらえる練習をしてみましょう。

「書く」:理系の英語の例文を推敲してみましょう。

「聞く」:英語を母語としない人たちのための英語の科学技術ニュースを聞いてみましょう。

「話す」:日本人が苦手とする英語の発音を練習してみましょう。

今はまだ英語が多少苦手でもかまいません。なぜ理系で英語が必要なのかを理解し、今のうちから少しずつ苦手意識をなくしていきましょう。

吉田 真(東京都立大学 システムデザイン学部 助教)

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