
人の痛みを理解しようとする姿勢の大切さを大学時代から学び、仕事に生かしています
私が勤務する新生児ケアを行う病棟には、妊娠37週より前に生まれた早産児や、心臓疾患や外科的な疾患を抱えた赤ちゃんが入院してきます。赤ちゃんはまだ話せませんから、やり取りするのは親御さんです。どうしても「元気に生んであげられなくてごめんね」という想いがお強いですから、その気持ちをしっかりと受け止めて言葉をかけ、元気を出していただくのも私たちの大切な役目です。北里大学病院は、がん治療や救急医療を含む高度な医療サービスを提供する特定機能病院です。生きるギリギリのラインの新生児を預かる緊張感、治療を通し元気になって退院されていく嬉しさ。これらを日々かみしめながら看護師としてキャリアを積み重ねています。
きっかけは医療ドラマです。人の人生、ライフイベントに関わる仕事に魅力を感じ医療従事者を目指すようになりました。中でも看護師を選択したのは、身体的・精神的に不安定になる患者様の一番近いところで寄り添える職種だと思ったからです。日本医療科学大学は男子学生も多く、入学後すぐにたくさんの友だちができました。みんなで授業後に残って実技の練習や課題をするなど、難しい勉強も楽しみながら頑張ることができました。北里大学病院への就職は、実際に勤務経験のある先生から働く方々の人柄などを聞いたことが決め手になりました。面接では自分の軸を大切に、看護師への想いを率直に伝えたことが良かったのかなと思います。

フルート演奏が得意で大学では音楽サークルを立ち上げました。文化祭やクリスマスパーティーなどのイベントでも活躍!
医療の世界において正解とは何でしょうか?NICU(新生児集中治療室)・GCU(回復治療室)で働く私たちは、ご家族が決断した答えが正解だったと思えるよう多職種連携でサポートをしています。様々な事情を抱え、時には未受診の方が来られる場合もあります。新生児の病気と向き合うだけでなく、親御さんに育児意欲はあるか、あってもそれが可能かをお話しソーシャルワーカーにつないだり、母子がより良く安全に暮らせる環境作りを支援していきます。勤務3年目の私はまだ未熟ですし、ドラマのようなハッピーエンドばかりに立ち会えるわけではありません。先輩の対応を間近で見ながら学び続け、求められる看護師であり続けたいと思っています。

「体重が何十グラム増えましたよ」。小さな変化でも親御さんはとても喜び、安心してくださいます

北里大学病院 周産母子成育医療センター NICU・GCU病棟 勤務/保健医療学部 看護学科卒/2024年卒/出身校は埼玉県立松山高等学校。所有資格:看護師・保健師。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



