学校の特長
外国人患者の心にも寄り添える看護を学ぶ
近年、日本に滞在・居住する外国人の増加や、日本の高度な医療技術を外国人観光客に提供する医療観光の注目により、外国人看護対象者やそのご家族へ適切なケアができる人材が求められています。そこで、本学は2018年度より「多言語医療支援コース(定員10名)」を開設し、外国に文化的背景を持つ人々にも適切なケアができる看護職者の育成にも力を入れています。文化の違いなどにも対応できるような高度な英語教育を福岡女学院大学国際キャリア学部と連携して取り組んでいきます。コースを希望する方は、1年次後期の申請までに英検2級またはTOEICスコア550以上、もしくは同等レベルの英語力の証明書が必要です。 |
九州最大規模の「シミュレーション教育センター」を設置
附属病院を持たない大学単独では、九州地区で初めてシミュレーション教育センターを設置しました。従来の実習室とは異なり、臨床現場をリアルに再現した「ICU(集中治療室)」「4床室」「周産期室」「在宅看護室」の4つのシミュレーションルームを設置。ICUのシミュレーターは、心音や呼吸音など、状況に応じて細かく変化させることができ、現場の実習ではなかなか体験できない集中看護の現場をシミュレーションできます。また、シミュレーション教育センターがある建物の1階には食堂があり、テラス席やソファー席、カウンター席も設置されています。売店も併設しているので、学生たちの憩いの場となっています。 |
国立病院機構と連携し、充実した教育連携プログラムを展開
本学は、隣接している国立病院機構 福岡東医療センターと連携した教育連携プログラムを展開しています。実習先としてはもちろん、循環器や呼吸器、感染症など各分野の現役専門医師による講義を多く設けています。医師と連携をはかり、適切なケアを行うため医学の知識も学んでいきます。また、福岡東医療センターを含めた福岡県内全ての国立病院機構をはじめ、大学病院や総合病院等から臨地実習への協力体制を得ているのも特長です。<主な実習先>福岡東医療センター、九州医療センター、九州がんセンター、小倉医療センター、福岡病院、肥前精神医療センター、九州大学病院、産業医科大学病院、福岡大学筑紫病院、福岡市民病院など |