「国づくり」の大切な部分に関わるやりがいある仕事
中垣 豊 1997年度入学
1999年からインドネシアに赴任しています。私たちが運営している研修センターで研修を受け、故郷に帰ったOB・OGが各地で活躍している話を聞いた時や支援事業の収益者から直接感謝の言葉をいただいた時など、「この仕事を選んでよかった!」と感じます。また、地球温暖化を緩和したり、波による土壌の侵食を防いだりなど、様々な働きのあるマングローブを植林するのも私たちの仕事。植えた苗木が大きな森に育っているのを見た時なども喜びを感じる瞬間です。この仕事はその国の生活様式や文化に馴染んでから、ようやく本格的な活動にうつることができる職種です。時間は掛かりますが国の未来作りに関われる、やりがいを感じる仕事です。
元々海外志向が強く、立命館大学を卒業後、ワーキングホリデーを利用してオーストラリアで生活したり、在オマーン日本国大使館に勤務した経験もあります。牧場で働いた経験もあり、それらの海外生活を経て「農業を通じた国際協力」に興味を持ち、オイスカ開発教育専門学校の扉を叩きました。1年生の時は日本のキャンパスで農業の基礎の習得に没頭。2年目には10ヶ月間フィリピンでのオイスカ・プロジェクトに派遣され、熱帯地方で農業(特に稲作)を学びました。現在は公益財団法人オイスカ・インドネシア駐在所代表として、インドネシアの全拠点を合わせ70名ほどのスタッフと一緒に農業を通じた人材育成に取り組んでいます。
◆後輩への応援・アドバイス
人材育成にしても、森づくりにしても、成果が現れるまでには時間がかかります。「最初の何年かは自分が勉強させてもらう」という気持ちで臨むことが大事だと考えています。学校での勉強も一緒!焦らずにじっくりと取り組み、オイスカの活動の基礎となる「自然の摂理を基にした農業」をしっかりと学んで欲しいと思います。また、海外に出掛ける機会があれば「自分は日本人の代表として来ている」という自覚を持って欲しいと思います。私自身の今後ですが、循環型自然農法の確立とその普及を目指して頑張りながら、インドネシアのオイスカ研修センターの経済的自立も目標に頑張り、インドネシアにおける拠点の拡大・増加も目指します。
元々海外志向が強く、立命館大学を卒業後、ワーキングホリデーを利用してオーストラリアで生活したり、在オマーン日本国大使館に勤務した経験もあります。牧場で働いた経験もあり、それらの海外生活を経て「農業を通じた国際協力」に興味を持ち、オイスカ開発教育専門学校の扉を叩きました。1年生の時は日本のキャンパスで農業の基礎の習得に没頭。2年目には10ヶ月間フィリピンでのオイスカ・プロジェクトに派遣され、熱帯地方で農業(特に稲作)を学びました。現在は公益財団法人オイスカ・インドネシア駐在所代表として、インドネシアの全拠点を合わせ70名ほどのスタッフと一緒に農業を通じた人材育成に取り組んでいます。
◆後輩への応援・アドバイス
人材育成にしても、森づくりにしても、成果が現れるまでには時間がかかります。「最初の何年かは自分が勉強させてもらう」という気持ちで臨むことが大事だと考えています。学校での勉強も一緒!焦らずにじっくりと取り組み、オイスカの活動の基礎となる「自然の摂理を基にした農業」をしっかりと学んで欲しいと思います。また、海外に出掛ける機会があれば「自分は日本人の代表として来ている」という自覚を持って欲しいと思います。私自身の今後ですが、循環型自然農法の確立とその普及を目指して頑張りながら、インドネシアのオイスカ研修センターの経済的自立も目標に頑張り、インドネシアにおける拠点の拡大・増加も目指します。