今はまだアシスタントですが、担当する新郎新婦様が楽しそうに衣装を選んでいらっしゃるところを見たり、「ありがとう」と声をかけてくださったりしたとき、この仕事を選んで良かったなぁと思います。お客様がアシスタントの私を名前で呼んでくださったときは、本当にうれしかったですね。新郎新婦様の幸せそうな様子を見たり、幸せいっぱいのお二人の話を伺ったり、そばにいるだけで私も幸せな気持ちになれます。仕事が大変だと感じることもありますが、研修制度や社内テストなどの環境も整っているので、少しずつステップアップしていこうと思います。
学校時代に学んだブライダルの基礎知識やドレスのコーディネートに関係するカラーの知識、着付けの実習などは、実際に仕事をするうえでとても役立っています。特にお客様からドレスについて質問されたときに迷わずに答えることができるのは、この基礎知識のおかげだと思っています。知識があるかないかの違いはやはり大きいですね。また、お客様と正しい敬語を使ってお話できるように、普段から先輩との会話など接客以外のシーンでも敬語を使うことを心がけています。そうすることで、急にお客さまから声をかけられたときにも、あせらずに対応できると思っています。
今はスタイリストアシスタントとして、着付けの手伝いやドレスの移動、新郎様の接客を担当しています。それぞれの業務は、社内テストに合格後、1人で担当することができるようになります。テストは、上司が実践的なスキルをチェックするというものです。新郎様のタキシードのテストはすでに合格したので、次の目標はアシスタントを卒業して、スタイリストデビューすること。秋にはスタイリストとしてひとりで新婦様を担当できるようなりたいです。そのために、今は仕事の空き時間を使って、新婦様にわかりやすくドレスの説明ができるようにその特徴を覚えたり、きれいにヘアセットや着付けができるように練習したりする毎日です。
株式会社アンテリーベ 勤務/ブライダルコーディネーター科 ドレススタイリストコース(現・ブライダルヘアメイク&ドレス科 )/2017年卒/ウェディングドレスレンタル会社の新店舗でスタイリストのアシスタントとして働く小野さん。実は小野さんが目指していたのは保育士。しかしテレビで見た芸能人の結婚式をきっかけにブライダル業界に興味をもち、東京ウェディング&ブライダル専門学校に入学。今はアシスタントとして先輩スタイリストの下で仕事を学んでいます。秋のスタイリストデビューを目指し、今は社内テストに合格に向けてがんばる毎日です。