専門知識と実践を合わせた「実学」を学べる環境のなか、さまざまな体験を通して管理栄養士に必要なスキルを身につけていきます。学部長の荒川義人教授と田中亜夢さん、能代七聖さんに具体的なお話をうかがいました。
栄養学科では、医療や福祉はもちろん、保健行政、食品産業、健康産業などで活躍できる管理栄養士養成を目指しています。1年次から「食育実践」「スポーツ栄養」「臨床栄養」の選択コースを設置。大学農園での栽培加工、プロバスケットチーム「レバンガ北海道」の栄養サポート、食品メーカーとのコラボによる食品開発などから管理栄養士の領域を専門的に学べます。社会のニーズに対応した医療人としての管理栄養士を目指せます。
高校生の時、バスケットボール部だったので「レバンガ北海道」の栄養サポートを行うこの大学を志望。プロ選手やユースチームと関わる機会も多く、スポーツ栄養への興味が深まりました。食への学びが深まるにつれ、微生物の働きや効果などにも関心をもち、大学院で食品衛生について研究したいと考えています。海外の栄養事情も知りたいので英語も勉強中。学友会の会長としても活動し、オンラインで学校祭をしたのはいい思い出です。
農業高校だったので食に関心があり進学。大学農園「WILL FARM」で札幌伝統野菜を栽培・収穫をして、調理実習や食品科学実験、商品開発に繋げているのは実践的でおもしろいです。食品科学の実験で野菜の色素や効果を知ったときは、あらためて「食の大切さ」を実感しました。卒業後は、地域に暮らす人々の食や健康を担える栄養教諭(公務員)を目指したいです。いまは管理栄養士の国家資格取得と公務員試験に向けて勉強中です。