
私はこの学校の卒業生です。看護師として公立病院の循環器病棟で長年働いてきました。特に思い出深いのは「心臓リハビリテーション」をゼロから立ち上げたことです。単に病院でリハビリをするだけでなく、患者さまと一緒に山に登ったり、減塩の芋煮会をしたり、太極拳をしたり……。「心臓が病気になっても、一人じゃないんだよ」というメッセージを大切に、心と生活の両方に寄り添ってきました。
現在は教員として、1年生に看護の基本を、2年生に実践的な「看護過程」を教えています。私が目指しているのは、ベッドメイキング一つとっても「なぜこれが必要なの?」と患者さまの目線で考えられる看護師の育成です。病棟の中だけではない、看護の奥深いやりがいを伝えていきたいと思っています。

「現場で活きる」知識や技術を、実践重視で学生に教えます
先生の授業では「体を動かして体験する」ことを大切にしています。患者着を着てベッドに寝るなど、患者さまの目線を実感できる時間を設けています。スライド資料は「穴あき」形式にし、書き込みながら楽しく学べるよう工夫しています。
実習では1年生と3年生がペアになる「縦割り実習」を実施。実は自身も学生時代は「やんちゃ」だったと語る先生は、つまずいている学生の気持ちに深く共感します。頭ごなしに否定せず、まずじっくり話を聞く姿勢を大切にしており、一人ひとりに寄り添う温かな指導が、学生たちの心の支えとなっています。

1年次より山形県内の主要病院で実習ができることも、本校の魅力の一つです
看護師は、人の生命と生活を支える尊い仕事です。患者さまからの感謝の言葉は何物にも代えがたい喜びです。私たちと一緒に、看護の楽しさとやりがいを感じていきましょう。
専門:基礎看護学、成人看護学
山形厚生看護学校卒業。公立病院の循環器病棟に長年勤務し、心臓リハビリテーションの立ち上げや診療報酬関連業務など、専門性の高い臨床経験を積む。2021年、母校に教員として着任。看護助手からキャリアをスタートさせた経験を持ち、現場のリアルと学生の目線の両方に精通。現在は基礎看護学を中心に、学生に寄り添う温かな指導と実践力を磨く演習授業で、次世代の看護師育成を担っている。
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