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●学びのフィールド:社会・生活との関りを見てみよう.
商学はこんなふうに社会や生活とかかわっているんだ。●なぜ会社は脱税や粉飾決算をするんだろう? 脱税で摘発される会社が後を絶たない。傾きかけた会社が粉飾決算をして儲かっているように見せかけることも多い。摘発された会社の経理担当者のコメントではよく「国税当局との見解の相違」という言い方がされる。これって一体なに? どうして脱税になるようなことをしたり、粉飾してまで儲かっているように見せたいのだろう? 簿記や財務会計論を学ぶとそんな会社の思惑が見えてくるかも。 ●缶コーヒーのCMは男性タレントに限る? 缶コーヒーのCMには圧倒的に男性タレントが登場し、紅茶のCMは若い女性。これはなぜだろう? 実際に、男はコーヒー党で女は紅茶はなのだろうか? 売れ行きに男女差はあるのだろうか? 実際の商品をもとに、性別、年齢、地域などで売れ行きに差があるのか調査してみるのもマーケティングの第一歩。 ●バイト料の振込先は健全銀行へ 銀行で保険を売ったり、保険会社が証券取引に乗り出したり、金融の世界が一気に自由化される。もちろん、外国の企業もどんどん日本に進出している。これが金融ビッグバン。この動きに乗り遅れる銀行は潰れてしまう。バイト料の振込先だって銀行の経営状態や金利差を調べて決める時代だ。損するのも得するのも自己責任。金融論は現代人の必須科目だ。 ●トップアーティストは有能なビジネスマン! 大ホールでコンサートを成功させることはミュージシャンの夢。しかし、みんなが東京ドームを目指しているかといえば、そうではないらしい。ライブはやらない、テレビにも出ない、という姿勢を貫いているバンドだってあるよね。マーケティング戦略を考えれば、売れたからと言って、出まくるのでは長期的な展望が足りない。ミュージシャンだって自分の市場価値をあげるため、商学の知識は不可欠なんだ。 |