本当に暇ある!?高校生の夏休み、有意義に過ごすポイント【ミニコラム】
部活に、友達の約束に、宿題に、塾の夏期講習に…。と挙げればきりがないほど、「高校生の夏休みは忙しい!」と感じる人が多いなか、「夏休みを暇で持て余す」といった人もいるようです。忙しい人からすれば贅沢な悩みである「夏休みが暇」なあなたに贈る、夏休みを有意義に過ごすポイントをご紹介します。
夏休みだからできる、集中型趣味を見つけよう!
夏休みが暇、と感じる理由として、「宿題などの勉強以外にやることがない」ということがあげられます。勉強をしようと思えばいくらでもできるけど、宿題以外はやりたくないし…。そんな時は、この夏休みで習得できる趣味と、その趣味で達成できる目標を見つけましょう。「自転車で○○エリアを単独横断」といったスケールの大きいものはもちろん、小学生の時はめんどくさいと思っていた「植物の観察日記」も、ある程度大人になった今だからこそ、新たな発見ができるかもしれません。ポイントは、「夏休みで達成できる範囲の目標」の設定です。裏を返せば「夏休みいっぱいかけないと達成できない目標」を設定することで、暇を感じている余裕もなくなるはずです。
可能なら、「アルバイト」してみませんか?
校則で禁止されていないなら、ぜひ「アルバイト」をしてみませんか?学生の時のアルバイト経験は、大人になってもいい思い出だと感じる先輩も多くいます。長期間が難しいのであれば、夏休みだけの工場での軽作業や、夏のフェス会場のグッズ販売や会場整備などがおススメです。(内容や時間帯によっては高校生が働けないところもあります)年齢や経験の違う人たちと触れ合うことで、人間的に成長し、おこづかいも手に入るなんて、素敵だと思いませんか?
なるべく一人にならないようにしよう
友人とかかわるより一人でいる方が本当に好きな人は、一人でいてもやりたいことややることがあるので、暇を感じないはずです。暇だなあ…と思ったら、心の奥底では人とのコミュニケーションを求めているのかもしれません。夏休みに誰とも口をきかないで過ごして、2学期に学校に行くのが憂鬱になってしまった、というようなことのないように、適度に友達と過ごしましょう。遊びに行くのもよし、一緒に勉強するのもよし。勉強への鬱憤や進路への不安など、ちょっとのことでも声に出して見ると少し気が楽になることもあります。友達との予定を入れたり、図書館やお祭りなど出会いがありそうな場所に行ったり一人を感じなくて済む場所へ行ってみましょう。
学生の時の暇は「実は宝物」かも
社会に出ると学生の時のような長期休暇は珍しく、「あのときもっとこうしていれば良かった」と思うのはよくある話です。部活や受験で忙しかった人は「夏祭りに行きたかった」、帰宅部で特にやることがない人は「もっと体を動かしていれば良かった」などそれぞれにやっておきたかったことは大人になってから出てくるものなのです。今それを見越して動け、というのは難しいことではありますが、「暇」と感じている今は、「なんでもできる可能性」を秘めているともいえますね。