先輩たちはどう選んだ?行きたい大学&学部・学科の選び方

たくさんの大学に、さまざまな学部・学科があるなかで、自分の行きたい大学や学部・学科をどうやって探せばいいのだろう、と迷っている人はいない?

将来やりたいことがみつからなくて、何となく偏差値で志望校を選んでしまっている、という人もいるのでは?

そこで、実際に大学へ通っている先輩たちは、どうやって自分の行きたい大学&学部・学科を選んだのか?大学の情報収集はどうしたのかを調査!

リクルート進学総研所長・カレッジマネジメント編集長の小林浩さんに、先輩たちのリアルな声をチェックしてもらいながら、行きたい大学&学部・学科の選び方のポイントについて教えてもらった。

【今回教えてくれたのは…】
小林 浩
リクルート進学総研所長・カレッジマネジメント編集長

1964年生まれ 株式会社リクルート入社後、グループ統括業務を担当、「ケイコとマナブ」企画業務を経て、大学・専門学校の学生募集広報などを担当。経済同友会に出向し、教育政策提言の策定にかかわる。その後、経営企画室、会長秘書、特別顧問政策秘書などを経て2007年より現職。 文部科学省「熟議に基づく政策形成の在り方に関する懇談会」委員(2009年~2011年)、文部科学省中央教育審議会高大接続特別部会委員(2012年~2014年)、文部科学省中央教育審議会大学分科会大学教育部会短期大学ワーキンググループ委員(2013年~2014年)、文部科学省高大接続システム改革会議委員(2015年~2016年)、文部科学省中央教育審議会初等中等教育分科会委員(2016年~2017年)、文部科学省「これからの専修学校教育の振興のあり方検討会議」委員(2016年~2017年)、文部科学省中央教育審議会大学分科会教学マネジメント特別委員会委員(2018年~)、文部科学省中央教育審議会大学分科会質保証システム部会委員(2020年~)。(公財)大学基準協会 広報委員、大学評価委員(公財)日本高等教育評価機構 広報委員、大学評価判定委員
まずは、自分がどんな学部・学科に興味があるかもわからない人に向けて、基本的な学部・学科の探し方から。

自分のやりたいことがわからない人はどうすればいい?

先輩たちはどう選んだ?行きたい大学&学部・学科の選び方

行きたい大学&学部・学科選びSTEP1
まず友達と将来について話をしてみよう


自分の行きたい大学を探したいけれど、そもそも自分のやりたいことがわからない、という人もいるだろう。

行きたい大学&学部・学科を選ぶために、まず最初に何をすればいいのか?
「進路を選ぶ際、どうしても大学入学がゴールになりがちです。でも、大学に入学した後の人生のほうがずっと長いから、将来の自分の姿を想像して、学部・学科を選んでほしいと思います。

大学卒業後、人それぞれの仕事に就きますが、その仕事によって求められる知識やスキルが全然違ってくるはずです。その仕事に就くために必要な資格があるかもしれません。

海外で活躍したいのか、地元の企業で働きたいのか、自分の人生を考えたときの基準があると思います。
それを軸に、大学を卒業した後に自分はどんな人生を送りたいのかをイメージして、そうなるためには大学で何を学べばいいのだろう、と考えていきましょう。

自分がどんな人生を送りたいのかイメージがつかない人は、まず、クラスメイトや部活の仲間など、まわりの友達と将来について話してみてください。

みんな考え方が違うと思います。友達と将来について語り合ってみると、ちょっと違うな、そういう道にも興味あるな、などと自分の考えが整理されてくると思うので、まずは同じような状況にいる友達がどれくらい考えているのか、意見を聞いてみましょう。

友達が『〇〇は、これが得意だよね』『こういう仕事が向いてそう』と言ってくれたりすることもヒントになります。
もちろん正解はありません。

後から変えてもいいのです。今の時点でどうしたいのか、まずは自分の中で何となく軸を作ることが大切だと思います」。
(小林さん)
ここがポイント!

友達と将来について話し合ってみると、自分がやりたいことが見えてくるかも?

友達の考え方と比べることで、改めて自分ってこんな人間なんだとわかったり、自分では気づかなかった長所や可能性など、新たな発見があるかも?

行きたい大学&学部・学科選びSTEP2
やりたい仕事に必要なことが学べる分野を調べよう


大学入学をゴールにするのではなく、自分がどんな人生を送りたいのかをイメージすることが大切。

では、自分の将来に必要なことが学べる学部・学科は、どうやって探せばいいのだろう?
「自分がなりたい職業、どんな暮らし方をしたいか、将来をイメージしてみて、そうなるためにはどんなことを学べばいいのか、分野からしぼっていきましょう。

例えば、子どもとかかわる仕事がしたいと考えた場合、『教育』『保育』『福祉』などの分野があります。

ところが、子どもにかかわる資格には、小学校教諭、幼稚園教諭、保育士、社会福祉士などの国家資格がありますが、それぞれ取得を目指すための学部・学科が異なります。

さらに、大学を卒業したり、資格を取得しなくても、子どもとかかわることができる仕事はたくさんあります。

そこで、自分が学びたい分野をしぼったら、どんな学部・学科があるのか、調べましょう。

実は、皆さんの保護者が大学生だったころは、わずか29の学部名称しかなく、法学部・経済学部・文学部・理工学部・医学部など、学べる内容がわかりやすい学部名でした。

しかし、現在は大学で学べる内容が多様化して、700以上もの学部名称があります。

そのうえ、同じ学部名でも学校によって学べる内容が異なったり、まったく違った学部名なのに同じ資格を目指せるなど、学部・学科選びが難しくなっているのです。

『スタディサプリ進路』などの進学情報サイトでは、分野や学べる内容、目指せる資格などから学部・学科を検索することができるので、うまく活用してください。

こんな大学があるんだ、この学部でも自分の目標資格が目指せるんだ、など、新たな発見や気づきがあると思います。

自分が将来やりたい仕事に必要なことが学べそうな学部・学科を調べたら、細かく比較検討するために、少し多めに大学のパンフレットを取り寄せましょう。」(小林さん)
ここがポイント!

自分が学びたい分野は、どんな学部・学科で学ぶことができるのか、調べよう。

似たような学部名でも学べることが異なったり、逆に全然違う学部名でも同じようなことが学べたりするので、進学情報サイトなどを活用すると便利。
スタディサプリ進路でやりたいことを見つけよう!


先輩たちはどうやって行きたい大学&学部・学科をみつけた?

行きたい大学&学部・学科選びSTEP3
大学のパンフレットは「学びの特色」を見る

先輩たちはどう選んだ?行きたい大学&学部・学科の選び方

大学生の先輩208人にアンケート調査をしたところ、「自分が希望する大学のパンフレットを取り寄せた」と回答した人は71.2%。



その約半数の人が「どんなことが学べるのか、カリキュラム」を重点的に見たと答えている。
自分が学びたい分野をしぼったら、それが学べそうな学部・学科のある大学のパンフレットを見比べてみましょう。

どんなことが学べるのか、カリキュラムなどが自分のやりたいことなのか、チェックしてみてください。

例えば、英語にかかわる学部・学科の場合、『英語を学ぶ』のか、『英語で学ぶ』のか、カリキュラムによって大きく異なります。

『英語を学ぶ』カリキュラムなら語学力が身につきますし、『英語で学ぶ』カリキュラムでは語学をツールとして国際教養や専門知識を身につけることができます。

『留学ができる』といっても、必修なのか選択制なのか、留学先の大学の単位を取れるのか、夏休みに1週間程度語学研修をするだけか、さまざまなカリキュラムがあるのです。

学部・学科名だけではわからないこともあるので、自分が学びたいことに関係ありそうな大学のパンフレットを幅広く比較検討してみるといいでしょう。

ただし、やりたいことが明確に決まっていない人は、カリキュラムを細かく読み込むことが難しいと思います。

大学のパンフレットには、カリキュラムの前に『学びの特色』がまとめられていることが多いので、参考にしてみるといいですね。

どんなシステムで学ぶのか、どんな制度があるのか、その大学の特色が自分に合うのか、考えてみましょう。

『私は人見知りをするから、少人数ゼミで、先生との距離も近いほうがいい』『私はいろいろな人にかかわりたいから、学生数の多い大学で、多様な学生とコミュニケーションをしたい』など、自分の方向性が見えてくると思います。

それと、意外にスルーしがちなのが、大学のパンフレットの最初に書かれていることが多い『学長のことば』

実は、『学長のことば』には、『うちの大学では、こういう人を育てます』『こんなことを大切にしています』など、大学の特色が書かれていて、学部・学科選びのヒントになるのです。

学長のことばから、その大学のコンセプトや学びの特色をつかんでいくといいと思います」。(小林さん)
ここがポイント!

大学のパンフレットでは、カリキュラムはもちろん、「学びの特色」をチェックして、自分に合っているか考えよう。

「学長のことば」には、その大学のコンセプトや学びの特色がわかるヒントがあるかも?
★★先輩のReal Voice★★
 
・「どんな学部があり、どのようなことを学べるのか、どのような授業があるのかということを重点的に見た」(大学/人文科学・社会科学)

・「在学中の先輩やOBのインタビュー。就職してからどんなことが役に立ったか、個人個人がどんなことを学んでいるのか気になった」(大学/芸術・教養)

・「進路決定時点ではまだはっきり進路を見据えられていなかったため、学部内で受講できる講義の幅広さを見た」(大学/芸術・教養)

・「学校の雰囲気。体育に対してどれだけ熱心な学校か見たかった」(大学/家政・教育)

・「各学部の説明をよく見た。実際にその学部に入ったときに、どのようなことを学ぶのか、それは自分の興味のある分野なのかを考え、実際に4年間学ぶことができそうかどうかをシュミレーションした」(大学/人文科学・社会科学)

・「言語だけではなく文化についても学びたかったため、どれだけ深く、また多くのことを学ぶカリキュラムがそろっているかを確認した」(大学/その他)

・「自分の希望している免許・資格を取得できるか。また就職率の高さを重視した。大学進学がゴールではなく、その先のことを見越して大学を選びたいと思ったため」(大学/家政・教育)

・「自分の興味のある分野が専門の教授がいるかどうか、いるのであればどれくらいの人数がいるかを中心に確認した」(大学/人文科学・社会科学)

・「取得できる資格やその資格を取るための流れ、学校全体の雰囲気を見た」(大学/家政・教育)

・「キャンパスライフが楽しそうか、ゼミでどんな活動をしているか」(大学/その他)
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行きたい大学&学部・学科選びSTEP4
大学のオープンキャンパスは事前準備が大切

先輩たちはどう選んだ?行きたい大学&学部・学科の選び方
 
大学生の先輩のアンケート調査では、オープンキャンパスに参加した人は65.4%。

先輩たちはどう選んだ?行きたい大学&学部・学科の選び方

その約半数の人が「学校・先生・先輩の雰囲気」に注意して参加したと答えている。
オープンキャンパスに参加するときの一番のポイントは、その大学で自分が学んでいる姿をイメージできるかどうか。先輩たちが答えているように、雰囲気からわかる情報も重要です。大学にはそれぞれ『学風』があります。通っている学生のカラーもあると思います。

それが自分に合うかどうかは、大学のパンフレットだけではわからないので、オープンキャンパスで、学生の雰囲気、先生と学生との距離感なども見ておきましょう。

ただし、何となくオープンキャンパスへ行って、キャンパスツアーに参加して、先輩の話を聞いて、『楽しかった』だけでは、大学に入学してから困ることになるかもしれません。

オープンキャンパスへ行く前に、まず大学のパンフレットやホームページを見て、何を見るか、何を質問するか、整理しておくといいですね。

事前にチェック項目を書き出して、疑問点が解決できたかどうか、確認しながら参加しましょう。

もし、解決できていなかったら、大学の先生や先輩に質問してみてください。

大学のオープンキャンパスには相談コーナーがありますし、WEBオープンキャンパスでもチャットなどで質問ができると思います。

例えば、資格取得率90%と大学のパンフレットに書かれているけど、学生の何%が受験しているのか?

就職率が高いけれど、どんなバックアップをしてくれるのか?


しっかりと事前準備をして、大学のパンフレットやホームページでわからないことを積極的に質問しましょう。

個別相談コーナーは、マンツーマンで疑問点を質問できるので、ぜひ活用してみてください

先輩の話が聞けるコーナーや、学生が案内するキャンパスツアーもおすすめです。

『先生はこんなこと言ってたけど、実際はどうですか?』とリアルな声を聞いてみると参考になるかもしれません。

実技や実習がある学部・学科では、施設や設備をしっかり見学しておきましょう。

行きたい大学を決めることも大事ですが、『自分は行きたくない大学』を削ることも、オープンキャンパスの課題になります。

良い悪いではなく、自分に合うか合わないか。

一緒に行った友達が気に入っていても、自分は違うと感じるかもしれないし、友達に誘われて行った大学で『私に合うかも』と思うこともあるでしょう。

学費の問題や下宿する必要があるなど、お金の相談が必要だと思ったら、保護者を連れて行くと、その後の話がスムーズに進むと思います」。(小林さん)
ここがポイント!

大学のオープンキャンパスに参加するときは、何を見るのか、何を知りたいか、下調べが重要!

個別相談コーナーは直接質問できるので、参加申し込み時に予約しておこう。
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★★先輩のReal Voice★★
 
・「先輩方の接し方。まじめでやさしい人が多いところに行きたかった」(大学/家政・教育)

・「学部の実験室などについて、在校生から説明を聞いた」(大学/その他)

・「校風が自分に合っているか、施設の使いやすさなどを確認した」(大学/人文科学・社会科学)

・「キャンパスにいる学生を見て、どんな雰囲気の人が多いか確認した」(大学/その他)

・「自分が希望している学科の模擬授業に参加して、授業内容やわかりやすさを確認した」(大学/その他)

・「どのような講義や実技があるのかを確認した」(大学/医療・保健)

・「免許や資格の取得可否や、実験・実習環境・設備について確認した。また卒業生の就職状況や大学院での研究・指導環境も確認した」(大学/その他)

・「キャンパス内を歩いてみたり、模擬授業を受けたりして、雰囲気を知るようにした。入学を考えている学部の先生や先輩と話をして、入学後をイメージできるようにした」(大学/家政・教育)

・「いろいろな施設を見て、自分がそこで過ごすことをイメージした」(大学/家政・教育)

行きたい大学&学部・学科選びSTEP5
インターネットやSNSは正確な情報かどうか確認

先輩たちはどう選んだ?行きたい大学&学部・学科の選び方
 
大学生の先輩のアンケート調査では、半数以上の人がインターネットやSNSを利用して大学の情報を集めている。

先輩たちはどう選んだ?行きたい大学&学部・学科の選び方

「カリキュラム」「学校・先生・先輩の雰囲気」「口コミ」などの情報を集めている人が多いようだ。
「インターネットやSNSには、良い情報と悪い情報が混在して、一緒に流れてきます。インターネットやSNSは、ひとつの情報源にすぎません。

参考にはなるかもしれませんが、たまたま進学先が自分に合わなかった人が悪いうわさを拡散していることもありますし、在学生でさえない可能性もあります。

そのため、しっかり事実確認をして、惑わされないようにしてください。

大学のホームページや公式Twitterなど、正しく発信されている情報で確認することが大事です。

ただし、いきなり大学のホームページを見ようとしても、知っている大学名しか検索できませんよね。

『スタディサプリ進路』などの進学情報サイトでは、フォーマット化されていて、一覧で比較検討できるので、ぜひ活用してみてください。

学べる分野や気になる職業から検索していけば、自分が知らなかったいろいろな大学名や学部・学科名が出てきます。

同じフォーマットで、就職率、資格取得率などのデータが掲載されているので、比べやすいと思います。

まずは、進学情報サイトで検索して、比較検討して、大学をしぼり込んだら、その大学のホームページや公式Twitterなどで情報収集するといいでしょう。」(小林さん)
ここがポイント!

インターネットやSNSの口コミやうわさは参考程度に。

大学のホームページや公式Twitterなどの正しい情報で確認しよう。
スタディサプリ進路でやりたいことをみつけよう!
★★先輩のReal Voice★★
 
・「悪いところもしっかり確認した」(短期大学/理学・工学)

・「口コミサイトで、大学の雰囲気やサークル活動の充実さを確認した」(大学/芸術・教養)

・「自分の学びたいことが学べるか 雰囲気が自分に合っていそうかどうか。立地や周辺の施設(スーパーやコンビニ、商業施設があるか)」(大学/医療・保健)

・「実際にその学校に通っている先輩のSNSを見て、どんな生活を送っているのか調べた」(専門学校/文化・教養)

・「その学校が取り組んでいる活動や、力を入れている事がらに注目した」(専門学校/工業・農業)

・「在校生の様子が、パンフレットやホームページに載っていることが違わないか」(専門学校/工業・農業)

・「学科によって授業内容や取得できる資格が違うので、自分に合った学科をチェックした」(専門学校/商業・実務)

・「行きたい大学の動画などで、授業の雰囲気や授業以外の様子を見て、やっていけそうかを考えた」(大学/医療・保健)

・「似たような系統の学問を学べる大学と、この短期大学では、学び方にどんな違いがあるのか、特に注目した」(短期大学/人文科学・社会科学)
・「在校生の生の声を聞きたかったので、SNSでエゴサーチなどをして調べた」(大学・人文科学・社会科学)

・「大学内での活動や、日々の学生生活をどう送ると将来につながりそうかを確認した」(大学/人文科学・社会科学)
大学&学部・学科を選ぶには、この5つのSTEPで情報収集していこう。

少しずつ、自分のやりたいことがはっきりしてきて、自分に合った大学&学部・学科がみつかるかも?

ここからは、大学に入学してみたら、学部・学科選びを間違えたかも、と思ってしまった先輩たちの意見をもとに、どうすれば「思っていた学部・学科と違った!」という失敗が防げるのか、教えてもらった。

実際に通ってみたら思っていた学部・学科と違った!を防ぐには?

事前に調べて自分の目で確認してから選ぼう


大学生の先輩のアンケート調査では、「実際に通ってみて、イメージどおりだった」と回答した人は74.0%だが、その一方で4人に1人は「イメージと違った」と感じている。
イメージと違っていたのは、カリキュラムに関することが多いようですね。

学ぶ内容について、見ているようで、実はよく見ていない人も少なくないのでしょう。

事前に大学のパンフレットやホームページできちんと調べて、オープンキャンパスで自分の目で見て、疑問点を質問すれば、大抵のことは解決すると思います。

大学のパンフレットやホームページで、学びの特色やカリキュラムを読み込むことが大事。

今、大学は、どんどん改革を進めていて、時代に合わせた良い方向に変わりつつあります。

もしかして、自分が入学する年度からカリキュラムが大きく変わるかもしれません。

それが自分に合うのかどうか、しっかり見極めてください」。(小林さん)
★★先輩のReal Voice★★

「実際に通ってみて、どこがどのようにイメージと違いましたか?」

・「高校のときはできていたことが、大学では専門的になり過ぎて、わけがわからなくなってしまった」(大学/医療・保健)
・「実習などが思いのほか大変だった」(大学/家政・教育)

・「グローバルな環境だと思っていたが、あまりにもアメリカナイズされた校風でがっかりした」(大学/人文科学・社会科学)

・「第二外国語を学べると思ったが、必須科目ではなかった」(大学/その他)

・「先生との距離が遠い」(大学/家政・教育)

・「生物系の学部だと思って入学したが、実際には化学主体のカリキュラムだった」(大学/その他)

・「模擬授業で教えてくれた先生以外の授業は厳しく、思っていたよりも過酷な学生生活だった」(大学/その他)

・「自分が思っていた以上に数学的知識が必要になることを実感した」(大学/理工・工学)

・「学生の雰囲気が思っていたのと違って、変わった子が多かった」(大学/その他)

まとめ:自分の中に軸を作って、大学&学部・学科をみつけよう


自分の将来の姿をイメージして、しっかりと情報収集して、自分がやりたいことを学べて、自分に合った大学&学部・学科を選んでいくことが大事なのだ。
「自分の中に軸がないと、大学&学部・学科を選びにくくなるので、自分がどういうところに軸を置きたいか、イメージしておくことがポイントになります。

友達と『どこの大学を受ける?』『模試の結果どうだった?』という話はしても、その先の将来の夢や目標までは意外と語り合っていない人が多いと思います。

高校1年生、2年生のうちから、何となくでもいいから、将来の話をしてみましょう。

2020年は新型コロナウィルスでオープンキャンパスを開催できなかった大学がありましたが、2021年はオープンキャンパスに力を入れている大学が多くあると思います。WEBオープンキャンパスも、さらに充実した内容が期待できるので、大いに活用してください。

大学のパンフレットやホームページに掲載されている『アドミッションポリシー』には、大学に入るためにどんな準備をしてきたらいいか、どんな勉強をして受験にのぞめばいいのかなどが書かれているので、大学&学部・学科選びの参考になりますよ。

SNSだけを信用したり、不確かな情報やウワサに惑わされないように。

コロナ渦で大学受験に不安を感じて、早く決めたくなる気持ちはわかりますが、指定校推薦がきている大学の中から偏差値の高い順に選ばないでください。※対象校・募集人数については在籍校へご確認ください。

先生に言われたから、保護者に勧められたからと、自分で考えずに決めてしまうのもやめてください。

そうでないと、うまくいかなかったときに、人のせいにしてしまうかもしれません。

頭の中だけではまとまらない人は、ノートを作って整理してみましょう。

自分がイメージしたこと、考えたこと、友達から聞いたこと、大学のパンフレットやホームページでわかったこと、疑問点、オープンキャンパスで気づいたことなど、紙に書き出してまとめると、わかりやすいと思います」。(小林さん)
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これだけはNG!

・先生や保護者の意見だけで決める

・友達が受験するから自分も一緒に受ける

・偏差値だけで行けそうなところを探す

・インターネットやSNSの口コミを真実だと思い込む

・世間の評判やイメージだけで判断する
大学に通うのは自分だから、学部・学科を決めるのも自分。

自分の中に軸を作り、しっかり情報収集をして、自分の目で見たり、自分の耳で聞いて、自分に合った大学&学部・学科を選ぼう。

識者/小林 浩 文/やまだ みちこ 構成/黒川 安弥

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