志望校を選ぶには大学の学部のことを理解しよう!【ミニコラム】
受験生にとってどこの大学を目指すかどうかも重要ですが、同じ大学でも学部によって経験できることが大きく変わってきます。志望校を選ぶときには、興味のある大学にどういう学部があるのかを調べてみてください。ここでは学部のことや代表的な学部について紹介していきます。
大学の学部って何?
日本ではどこの大学に行くかが重要視されやすいですが、海外では何を専攻しているかが大事なこととされています。大学は高校までと違い、専門的なことを学ぶ場ですので、名前の知られた大学かどうかよりも、何を勉強できる大学なのかもチェックしてください。有名私立大学の中でもレベルの高い学部とそうでない学部があります。法律を学びたいのか経営を学びたいのか、文学を研究したいのか将来の方向性によっても変わってくるので、自分が何を学びたいかをまずは検討してみてください。
どうやって学部を選べば良いのか?
何を勉強したいかが決まってくると行きたい大学も絞ることができます。例えば、文学を勉強したいという人は大学名だけで判断しない方がいいでしょう。有名私立大学でも自分が専攻したい分野を取扱っていない可能性もあります。学部の中にどのような教授がいるかどうかも判断基準の一つとなります。以前は、就職活動のときに大学名で就職が決まるため、有名大学に行くことが重要と言われていました。しかし近年では就職活動の際も、大学名よりも何を頑張ったかが重要視されるように変わってきています。その面でも学部選びは大切になってきます。
代表的な学部って何?
代表的な学部は文系でいうと法学部、経済学部、文学部が多くの大学に存在します。文学部は外国語や文化、歴史など学科によってさらに細分化されていきます。その他にも教育学部や社会学部なども多いです。理系では、理学部や工学部、医学部、看護学部、農学部などが知られています。学部選びは将来どういった仕事をしたいかによっても重要な選択です。特に理系の場合は、医学部など仕事に直結する学部もあります。将来どのような人生を歩みたいかもできるだけ掘り下げてみると良い学部選びができるでしょう。
見た目よりも中身で勝負!
大学選びでは、どうしても名前の知られているところを選んでしまいがちです。しかし、本当に勉強したいことがあれば大学名は関係ありません。地方の小規模大学でも有意義な大学生活を過ごすことはできるでしょう。本当に学びたいことが何かを考えて学部選びをしてみてください。