「理論家」は「頑張っても成績が上がらない」が敵!性格タイプ別受験期ネガティブの乗り越え方

高3の受験生よ、ついに11月じゃな。

受験本番がいよいよ目前に迫った、これからの4カ月。

思うように成績が上がらなかったり、この志望校で本当にいいのかと悩んだり、メンタルダウンしがちな時期でもある。

 


手っ取り早く自分の性格タイプ別の対処法を見たい人は下の目次からジャンプじゃ!

受験本番直前!11月は「メンタル黄色信号」じゃ

ネガティブになりやすい11月以降は「メンタル黄色信号」モードだと意識せよ。

これからは己の傾向にあった「受験期ネガティブ対策」が必要じゃ。

スタサプ進路オリジナルの「高校生のための性格タイプ診断」結果をもとに、おぬしに一番あった対処法を伝授するぞ。


というわけでまずはスタサプ進路「高校生のための性格タイプ診断」をやってみよ!

すでに自分がどのタイプかわかっているそこのおぬしはそのまま下にスクロールじゃ。

まずは自分がどの性格タイプかをチェックしてみよう。

※下の画像またはURLをタップすると、診断ページにジャンプするよ!

\高校生のための/性格タイプ診断
https://shingakunet.com/rnet/s/seikaku/index.html

性格タイプ診断結果別、受験期ネガティブ対策方法はここから!

おぬしらの性格タイプ診断結果別に、受験期ネガティブの詳しい対策ポイントを記事にまとめたぞ!

自分のタイプが陥りがちな注意点をチェックして対策するのじゃ。

この記事は診断結果が「冷静で個性的な『理論家』」だった人向け

■性格タイプ結果「冷静で個性的な『理論家』」記事の登場人物


左:JKロジー
性格タイプ診断結果は「冷静で個性的な『理論家』」タイプのJK。
穏やかで控えめだが、状況を冷静に観察し自分の理論で判断できる。
考えるときは手をあごに当てて腕組みをするタイプ。

右:謎人(なぞにん)
進路や勉強の謎を抱えたDK・JKの目の前に突然現れてアドバイスをしていく謎の生物。
近づくとフローラルな香りがする。
柔軟性が非常に高く、股割り&三点倒立が得意。 謎人界在住。

診断結果が「冷静で個性的な『理論家』」タイプだったおぬしはこのページをそのまま下にスクロールじゃ!

それ以外のタイプは下のリンクから自分のタイプをチェックじゃ。

他のタイプはここからチェック!

●【まとめ記事】8つの性格タイプ診断結果別!受験期ネガティブの乗り越えかた
https://shingakunet.com/journal/exam/20211102000010/

●明るく発想豊かな「エンターテイナー」
https://shingakunet.com/journal/exam/20211104000006/

●勝ち気で合理的な「自信家」
https://shingakunet.com/journal/exam/20211104000004/

●穏やかで友好的な「調和人」
https://shingakunet.com/journal/exam/20211102000009/

●前向きで柔軟な「実務家」
https://shingakunet.com/journal/exam/20211104000005/

●冷静で個性的な「理論家」
https://shingakunet.com/journal/exam/20211104000008/

●感性豊かで誠実な「サポーター」
https://shingakunet.com/journal/exam/20211104000011/

●勤勉で計画的な「努力家」
https://shingakunet.com/journal/exam/20211104000012/

●自由で独創的な「ロマンチスト」
https://shingakunet.com/journal/exam/20211104000013/

【理論家】タイプ向け!謎人直伝・受験期ネガティブの乗り越え方

まずは己を知ろう!理論家タイプは、「ナゾの成績不振」に備えるべし!

状況を冷静に観察し、自分なりの視点から判断していく、冷静で個性的な理論家タイプ。





論理的で、集中力も高い反面、合理的に理解できないことが起きると、立ち止まってしまうことが多い。

特に11月、12月の模試で成績が上がらないときや、冬休みに頑張ったはずなのに1月に過去問を解いたら思うほど点数が取れていなかったときは、要注意。

「なぜだろう?」と原因を考えすぎてしまうと、ネガティブの罠にはまってしまうぞ!

ここから4カ月は、一時のアップダウンに振り回されず、淡々と取り組むことで、ネガティブ期を乗り切るのじゃ!

【勉強スタイル】模試や問題集ではできた問題に印を。現在地を客観的に理解!

理由のわからない成績不振が、理論家タイプのメンタルには大敵。

そこで、11月・12月の模試では「判定」や「教科ごとの結果」よりも「どの問題は解けて、どの問題は解けなかったのか」に注目して、成績を振り返るようにしよう。

普段の勉強や過去問に取り組むときも、解けた問題、解けなかった問題に印を。

「問題」の単位で、今自分が何をわかっていて、何がわかっていないのかを客観的に知ることができれば、あとは着々と「できない」を「できる」に変えるのみ。

これが、漠然とした「自分、ダメかも…」の沼に落ちないための対処法になるのじゃ。


【人間関係】群れなくていいから、周囲と情報ネットワークは築いて!

普段からあまり群れない理論家タイプ。でも受験は、情報戦でもある。志望校・併願校の情報、大学入学共通テストや入試本番の情報などは、周りと協力して入手する必要があるぞ。

特に12月の三者面談のときは、先生から、併願校選びなどに必要な情報をちゃんと聞くようにしよう。

自分で調べて「これがどう考えても正解」と思っていることも、一旦、先生に「自分はこれが最適の選択だと思ってるんですけど、見落としてることとかありますかね?」と聞いてみるのが吉。



また1月の大学入学共通テスト当日の持ち物や、試験会場への行き方などは、周りの人と情報を共有したほうが得。

受験は個人戦、と思っているかもしれないが、ここは「自分が勝つための情報ネットワークを築く」くらいに割り切って、友人、先生とこまめに情報を共有し合うのじゃ。

【進路モチベUP】入試直前は「その志望校に行くべき理由」を3つ考える!

1月~2月の入試本番までは、疲れが溜まって、自然とモチベも下がりがちに。

そんなときは「自分がその志望校に行くべき理由」を3つ考えてみよう。

たとえば「将来目指している職業のために、ここで学ぶ必要があるから」「大学の雰囲気が自分に合っているから」といった理由でもいい。

もっと力を抜いて「この大学の学祭で、伝説を残す運命にあるから」とか、未来のことを勝手に妄想して決めちゃってもいい。

あまり想像できなかったら、志望校のパンフを見直したり、オープンキャンパスのとき何に惹かれたのかを思い返したりしてみよう。理由は、実は何でもいい。

「自分には、この志望校に行く理由があるのだ!」と思い込めた人が、メンタルも安定して本番に臨めるはずなのじゃ。


 

【+αの息抜きテク】スマホは伏せて、短めの休憩を取るとリラックス!

ここで+αの息抜きテクを紹介~!

息抜きにやり始めたことでも、まあまあ集中して取り組んじゃうのが理論家タイプ。

うっかりスマホサーフィンしてしまい、罪悪感がネガティブにつながる…なんて危険も。

休むときはスマホなど、集中しそうなものは伏せておこう。

時間をはかり、短めの休憩をこまめに入れると、頭が冴えて勉強に戻りやすいぞ。

【理論家】向け!高3/11月~2月のネガティブ対策まとめ

最後に、月別のネガティブ対策をまとめておくぞ!

自分がどんなタイミングでネガティブになるか&その対処法を覚えておこう。

11月【模試であまり成績が伸びなかったとき】
☑模試が返却されたら問題単位で結果を振り返り、現在地を知る。
☑過去問に取り組むときも、できた問題・できなかった問題に印をつけて。

12月【志望校&併願校に迷ったとき】
☑三者面談では先生に、併願校選びなどに必要な情報をちゃんと聞く。
☑群れなくていいから、周囲の人とも情報ネットワークを築く。

1月【共通テストで思うように点が取れなかったとき】
☑できなかった問題を冷静に振り返る。原因を考えすぎないこと!
☑スマホは伏せて、こまめに休憩を取る。

2月【入試目前、モチベが下がったとき】
☑「その志望校に行くべき理由」を3つ考える

自分の性格タイプに合った対策で、受験期ネガティブを乗り越えよう!

この時期はどんな人でも落ち込むもの、と思っておこう。

そして「自分の性格のこんな傾向が、今この気分にさせているんだ~」とわかると、気持ちがちょっと軽くなるかも。

自分の性格タイプにあった対策で、受験期ネガティブから脱出じゃ~!


受験期はどうしてももやもやしたり、ネガティブな気持ちになりがち(気温が下がってさらに気が滅入ることも…)。

でも謎人のアドバイスにあるように、「ネガティブ」の中身は一つじゃない。

自分の性格的に陥りやすい傾向を把握して対策を取ることで、気持ちが少し軽くなるかも!

みんなも心に謎人を住まわせて、モヤーンとした気持ちになったら「今、ネガティブじゃ!!」と客観的に意識を。

そして受験期ネガティブに打ち勝つのじゃー!!!!!
イラスト/なんかの菌 文・構成/塚田智恵美