【高校生アルバイトのリアル2022】おしゃれバイト1位は「カフェ」、2位と大差の6割が支持

ハロー!スタサプ編集部です!だんだん暑くなってきたけど体調崩してない?
 
高校生エディターの話を聞けば聞くほど、みんなのお財布や収入事情が気になる編集部。

ということで今回は現役高校生958人を対象に【高校生アルバイトのリアル2022】を大リサーチ!

やってみたいアルバイトは?そもそもバイトしてる?時給はどのくらいもらっている?etc…。

この前お届けした「【お小遣い実態調査2022】高校生がもらってる平均金額は「5582円」 金額には満足?」に続いて、みんなのアルバイト(&お金)事情をのぞいていくよ~。

目次

スタサプ編集部のアルバイトエピソードは…

スタサプ編集部(編集長) MIKA




おぼろげな記憶をたどると、通ってた高校はバイトNGでした。

だけど、なぞに「バイトしてみたい!」と思った瞬間があり、学校帰りにコンビニの窓にバイト募集のチラシが貼られてるのを見てふらっと友達と入店し、「バイトできますか?」と突撃で聞いたことはあります。

もちろん突発的に思っての行動だったので、履歴書はないし、制服のまま、ふらっと。

今思えば、失礼にもほどがある行動なんですが(猛省です…)、その時のコンビニ店長がめちゃくちゃやさしい人で「通常はね、こうゆうバイトに応募するときは事前に電話をして履歴書を用意して~」とていねいに手順を教えてくれました。

結局バイトはしてないんですが、当時は「お金が欲しい」というよりは中高一貫校だったのもあって「自分の知らない世界見てみたい!」という気持ちでバイトをしようと試みた(といえるほどでもない気がします)なつかしい思い出です。
スタサプ編集部 SEN



私の母校は基本バイトNG。

年末年始の年賀状配達だけは事前に許可をとればOKというルールでした。

でも冬=雪が降る地域だったので、自転車で配達して回る勇気がなくて年賀状バイトは挑戦せず…。

1回ぐらいトライしとけば良かったかも。

ちなみに大学時代のバイトは家庭教師・ビアガーデン・リゾートホテル(プール&遊園地)・イベントスタッフ・交通量調査・梱包・フワフワ遊具の監視員などいろいろやりました。

プール監視員をしたときにできた日焼けの線、いまだにうっすら残ってます。
●アンケートに答えてくれたのは…

アンケートに協力してくれたのは、日本全国の高校生エディター&「スタサプ進路公式LINE」の友達に登録してくれている高校生のみんな。協力ありがとう!

ちなみに高校生エディターLINEへの登録リンクは記事の最後に案内があるよ~。

【調査概要】
回答者属性:高校生
有効回答数:958人(男子282人、女子676人)
調査期間:2022年5月30日(月)~6月1日(水) 

学校ではアルバイトOK?NG?

それでは早速、高校生のアルバイト実態を調査!

まずは「学校ではアルバイトを許可している?それともNG?」から。

許可しているという場合も、その範囲を聞いてみたよ。


バイトを許可している高校は全体の約6割、編集部的には意外と多くてびっくり(取材で会う高校生エディターに聞くとバイト経験率はそこまで高くないので)。

一律NGは約4割だったよ。  

バイトOKは6割、うち許可取りさえも不要は1.6割に

バイトOK校の内訳をみると、「許可をとればOK」は75%でここがボリュームゾーン。

続いては「許可取りも不要」な完全フリーダムが16%で、ゆるめな学校の割合が意外と多かった!

ちなみに編集部SENの母校と同じ「年賀状配達のバイトなど特定のバイトのみ可能」は9%でしたー!

バイト経験はある?

続いては実際のバイト経験もリサーチ!


アンケートの結果、バイト未経験は約7割。

バイトOKの割合(全体の6割)に比べてみると、経験者は3割弱にとどまり、意外とみんなはバイトをしていないことがわかったよ。

校則でバイトOKでも未経験のJKDKがほぼ半数

バイト経験、実は「許可取りも不要」な完全フリーダム校に絞ってみても、経験アリは4割で残りの6割が「経験なし」。

いろんな理由があると思うけど、最近だとコロナ禍で高校生ができるバイトの募集が少なくなったり、そもそもお金を使う機会が減ったから必要性を感じなかったという人も多そう。

実際にバイト経験者でも「コロナの流行でシフトに入る数が減った」という理由でバイトを辞めた人も。

「コロナが増えてシフトに入る数が減ったためやめた」(高3/女子/熊本県/組長)
「シフトの連絡が来なくなった」(高2/女子/静岡県/しゅー)
「シフトに入るのが少ないからやめた」(高3/女子/静岡県/り)

コロナ感染症の流行が、高校生のバイト事情にも影響を与えている様子が見られたよ。

高校生のみんながやりたいアルバイトは?

高校生のみんながやりたいバイトを聞いてみたよ。

バイト経験の有無はとっぱらって、純粋にみんながやりたいのは…?

1位「カフェ」、職場のおしゃれな雰囲気がポイントに

1位は「カフェ・喫茶店」(36%)で、「雰囲気が好きだから」(高3/女子/愛知県/らむ)などの声が多数。

前回の【お小遣い実態調査2022】使い道編で「お小遣いはカフェ代に使う」と回答してくれたJKがすごく多かったように、職場としてもカフェが人気だったよ。

「カフェや喫茶店に行くのが好きなのでそこでバイトしてみたい。ケーキとかパンを焼くのが趣味で好きなことを仕事にできたら良いなと思うから」(高1/女子/広島県/なっちゃん)
「オシャレなカフェで働いてみたい笑笑」(高3/女子/徳島県/らうぴぴ)
「メイドカフェで働いてみたいのと、巫女さんのかわいい衣装が着てみたい」(高3/女子/神奈川県/ちゃんぷる)
「いつも学校帰りに通っているカフェの雰囲気が好きだから」(高2/女子/埼玉県/あかいめがね)

長い時間を過ごすかもしれないバイト先、雰囲気も重要な要素になりそう。

2位は「ファミレス・レストラン」(29%)。

ドストレートな「まかない食べたい」(高2/女子/東京都/のん)など、食べるのが好きな人に向いていそうなファミレス・レストラン系バイト。

それ以外にも「人とかかわることが好き」「コミュ力をUPさせたい」など、アルバイトを通してコミュニケーションしたいという声も多かったよ!

「飲食店などで人と直接かかわりたいから。お客さんの笑顔を直接見たい」(高2/女子/北海道/ひな)
「人とコミュニケーションを取るのが好きだから接客業の仕事をしてみたい」(高2/女子/京都府/かんな)
「コミュニケーション能力を上げたいので、飲食店でバイトがしたい。自分の将来に役立つと思う」(高1/女子/岡山県/おはる)
「接客に興味があるから。自分が今まで受けていたサービスの裏側を見てみたい」(高3/女子/新潟県/ねむ)

3位は「書店」(28%)で「落ち着いた空間」が高校生に人気の模様。

また「本が好きだから『 買いたい!読みたい!』と思えるようなPOPを描いてみたい」(高3/女子/山形県/鮭子)など、店員になってお客さんへPOPでおすすめをしたいという声も。

「本が好きなので本屋でアルバイトをしたい。いろいろな本に出会えそう」(高3/女子/千葉県/たま)
「落ち着いた空間でゆったり働いてみたいから」(高2/女子/北海道/ましゅまろ)
「本屋や、旅館、ホテルでバイトがしたい。落ち着いた静かな雰囲気のほうが自分に合っているし、いい気分でバイトができると思うから」(高3/女子/岐阜県/おもち)
「本の紹介などのPOPを書きたい」(高3/女子/青森県/受験生)

やってみたいバイトは自分の好きを追求する傾向に

4位「ライブ会場」(22%)は「音楽が好きなので、現場を見てみたい」という声が多数!

「音楽が大好きだからライブ会場の設営とかしたい」(高3/男子/大阪府/タツ)
「将来、音楽関係の仕事がしたいから」(高3/女子/大阪府/みー)
「本や音楽が好きで、できるならそれに触れられる場所がいい。ライブの運営に少しでもいいからかかわってみたいから」(高2/女子/北海道/なっち)

推しのライブでバイトしたい気持ち、痛いほどわかる(でも仕事だからライブは見られないかも…)。

5位「ケーキ・パティスリー」(22%)も「かわいいケーキを作ってみたい!」(高3/女子/福岡県/ふ)など、好きなことに結びついている結果に。

「お菓子作りを学びたいから。かわいいから。今まで勉強してきたことを役立てたいから」(高1/女子/奈良県/ふにゃん)
「パンやケーキのいい香りに包まれてバイトしたいから」(高3/男子/山口県/みっぴー)
「バイト終わりにまかないがありそうなバイトはバイト中のモチベーションが上がるから!!」(高3/女子/大阪府/もやし)

「やってみたいアルバイト」のTOP5を振り返ると、せっかく働くなら自分の好きを追求したいというJKDKの傾向がチラ見えなランキングとなりました。

「いけてる」と思うアルバイトはどれ?

続いては高校生のみんなに「いけてると思うアルバイト」を調査。

またもや「カフェ」が1位、名前だけでおしゃれとの声も

1位はやりたいバイトと同じ「カフェ・喫茶店」。

得票率は62%で、圧倒的な1位に。カフェのおしゃれバイトなイメージ、突き抜けてる!

「オシャレなカフェで働いてる人はかっこいいから」(高2/女子/宮城県/ういー)
「大人な感じがするカフェで働いている人がかっこいいなぁと思う」(高3/女子/新潟県/とまと)
「カフェって名前だけでオシャレな気がするから」(高1/男子/北海道/焼き鳥)
「コーヒーを淹れることができるひとはかっこいいから」(高1/男子/兵庫県/あほうさん)

2位は「ケーキ・パティスリー」(25%)。

中には「小さいころに誰もが思う夢だから」(高2/女子/青森県/はわい)など、子どものころ憧れた職業だから、というコメントも寄せられたよ。

「ケーキに特別感を感じるから」(高2/男子/神奈川県/すこ)
「ケーキ作れる男子はギャップ萌えという感じがあるから」(高2/男子/香川県/ゆーと)
「おいしいお菓子とかを実際生で見られるから」(高2/女子/宮城県/みみ)
「陽キャが集まってそうな場所だから。なかなか体験できないことだから」(高2/女子/京都府/ちろるみちお)

3位は「ブライダル・結婚式場」(22%)で、「人の幸せに携わることができるのはすてきだから」(高2/女子/山形県/るる)など、人生最大級の晴れ舞台に携われることに魅力を感じる高校生が男女共に多数いたよ。

「すごくきっちりとした格好で、結婚式の準備をしている様子がかっこいいから」(高3/男子/福岡県/うさぎ)
「お客さまの祝福を手伝うのがカッコイイと自分は勝手に思ってる」(高2/男子/愛知県/伊丹 カンサイ)
「TikTokで見て感動したからかかわってみたい」(高3/女子/神奈川県/あーにゃ)

「自分が行ったときに、笑顔がとてもすてきで、周りも華やかなイメージがあるから」(高3/女子/大阪府/ちきすけ)

イケてるバイト=「華やかなイメージ」のある仕事がランクイン

イケてるバイトトップ3は、やりたいバイトとはまた一味違った、華やかなイメージのあるお仕事が上位にランクイン。

実際におしゃれだから、制服がかわいい、職場がすてきなどのコメントもぞくぞく。

また「自分の仕事がお客さんの特別にハッピーな時間に貢献できる」というシチュエーションに憧れる声や、「接客や調理、ウエイトなど、さまざまな仕事をこなしている人がかっこいいから」という声も。

華やかそうなイメージへのあこがれ、また、責任のある仕事に就きたいという気持ちが見え、高校生が思う“イケてる”を体現しているものが何かを示す結果になったよ。

TOP3以外では「書店=知的」「イベント=明るい」など仕事に結びついたイメージをあげてくれた人がたくさんでしたー!

「書店:知的なイメージで、しっかりしてそうだから!」(高3/女子/神奈川県/Mk)
「スポーツ関連:滅多につけないアルバイトだから」(高3/男子/栃木県/乃木推)
「ライブ会場:有名人の生歌などを聞いてみたいから」(高1/男子/東京都/たけのこ)
「イベント:明るい性格の人がやっているイメージだからイケてる」(高1/女子/神奈川県/しん)

どんなバイトをしたことがある?

ここからはバイト経験アリの高校生にリサーチ!

経験者のみんなはどんなバイトをしているのか、見ていこう~。

【バイト経験アリ】高校生にも身近なファストフード&ファミレスがトップ2

結果、「ファストフード」「ファミレス・レストラン」がそれぞれ18%でトップ2に。

カジュアル寄りの飲食系は学生が働きやすいことと、同じ年齢層が多いことからハードルが低めなのかも!

また「近所にある、前からよく行っていたお店なので、初めてのバイトはそこが良いと考えていた」(高3/女子/神奈川県/かなた)など、普段から通っていて身近であることもファストフードやファミレスを選ぶ理由みたい。

「家から一番近いバイト先。馴染みがあり、小さいころからやりたかった」(高2/女子/神奈川県/ナッツ)
「友達4人と応募したから」(高3/男子/神奈川県/しょうた)
「気軽にしやすいバイトだったから」(高2/男子/北海道/たきかわさん)
「家から近くて通いやすいし、給料もまあまあ良かったから」(高3/女子/秋田県/るか)

3位の「コンビニ」は「家から近くて通いやすい距離にあったから」(高3/女子/福岡県/たろたろ)など、アクセスの良さで選んでいる人が多数。

「俺ん家の近くにはコンビニ以外だと、田畑しかないから」(高3/男子/茨城県/うへへ)
「バイト同士の人間関係が良さそうだったから」(高2/男子/大阪府/そらまめ)
「コンビニは母から勧められた。職場の人が優しく、働きやすい」(高3/女子/高知県/にしぱた)

【バイト経験アリ】学校指定のバイトのみOKの場合は、長期休暇×単発系が人気

「特定のバイトのみ可能」の人たちがやっていたのは「年賀状配達」「巫女」など長期休みに単発で働ける季節イベント系。

「巫女:友達に誘われた!めっちゃ楽しかった!」(高3/女子/沖縄県/まちゅ)など、イベント感覚でバイトを楽しんでいたJKも多かったよ。

「年賀状:学校が許可していたから」(高3/女子/島根県/お茶漬け)
「年賀状:冬休み暇だったから」(高2/女子/滋賀県/らら)
「巫女:高校は巫女のバイトだけOKで、巫女服を着られるしお金も稼げるし良いと思った」(高2/女子/山口県/R)
「巫女:学校の職業体験で巫女さんをやり、おもしろかったから!」(高2/女子/東京都/すい)
「巫女:友達に誘われて巫女のバイトをした。早起きが大変だったけれど、学生が多くて働きやすかった」(高3/女子/神奈川県/みん)

それ以外にも、「引っ越しのアシスタント」や「イベントスタッフ」など、スポットタイプのお仕事をしたことがある人もちらほらいたよ。

「引っ越し:単発でやりたかったから」(高3/女子/大阪府/ほいこ)
「引っ越し:給料が高いから」(高1/男子/兵庫県/のん)
「イベントスタッフ:入試の補助アルバイトをした。入試の裏側がどうなっていたのか気になったから」(高3/男子/東京都/YT)
「イベントスタッフ:部活のメンバーとやってみようという話になったため」(高3/女子/大分県/らす)

バイトの時給はどのくらい?

続いてはバイト経験アリのJKDKに時給&月収を調査!

みんな一体どのくらい稼いでいたかというと…。

【バイト経験アリ】平均時給は1326円

平均時給は1326円(中央値は992円)。

ちなみに2022年4月時点のアルバイトの全国平均時給は1075円(リクルート調べ)だそうな。

平均なので高額な人がいたら金額も高くなるとはいえ、この額、けっこうもらってるといってもいいかも。

ちなみに平均月収は3万3922円(中央値は3万円)で、なかには10万円超えという猛者もいたよ。

全国の平均時給、1075円は「高いと思う」

ちなみに上でちょっと紹介した全国平均時給の1075円。

この額を安いと感じるか、高いと感じるか、高校生のみんなに聞いてみたよ!

高校生全体では、7割が「高い」と感じる結果に。 

ただし住んでいるエリアで傾向は異なっており、最低賃金が1,041円の東京都では、半数が「全国平均時給の1075円は安い」と回答。

各都道府県の最低時給額平均のほかにも、土地柄による物価やライフスタイルの違いなどいろいろと要因がありそう。
 
「安い」の意見には、高校生が使える時間や労力を考慮してほしいという声も。

労働と対価の感覚は、大人になっても大事な勘どころ、と大人としては伝えておきたい所存です。

「高い」と感じる理由Real Voice

「1000円の時給もらっている高校生に出会ったことないから」(高2/女子/石川県)
「自分の地域だと大人でも1000円超える仕事はなかなかない」(高1/女子/青森県)
「どんな額でも働いた分だけありがたみがあるから」(高1/男子/神奈川県)
「月のお小遣いより多いから」(高1/男子/愛知県)

「安い」と感じる理由Real Voice

「大変な割に安すぎ。勉強もしたあとに過酷なバイトしてその値段は安い」(高3/女子/神奈川県)
「高校生は放課後など4時間くらいしか働けないから」(高3/女子/沖縄県)
「時給1100円超えないと働く気が起きない」(高3/男子/大阪府)
「国の目標の最低賃金ギリギリだから」(高3/男子/山口県)

バイト代の使い道は?

そんなバイトしてるみんなの「バイト代の使い道」はコチラ!

【バイト経験アリ】使い道は「趣味」のため

1位は「自分の趣味」(22%)。

推し活など、自分が好きなもののために働いている!と思えばバイトも頑張れるかも。

2位は「友達付き合い」(20%)、3位は「貯金」(12%)だったよ。

なんとしっかりと貯金しているJKDKも1割ほどいました。さすが!

スタサプ編集部 KADO(大学時代のバイトは弁護士事務所)



某芸能事務所のタレントが好きな子、そのが事務所近くのパン屋でバイトしてて、新たな推し活だなって思ったのを思い出しました。

お金も稼げて同じ空気も吸える、一石二鳥感。

【バイト経験アリ】学費・勉強道具のためは1割未満に

一方、勉強関連や学費などのためのバイトは1割未満。

基本的にみんなやりたいことをやるためにバイトをしているって感じかな。

この前調査した『お小遣い実態調査2022-使い道編』とも同じような傾向が見て取れたよ。

※上のグラフは『お小遣い実態調査2022-使い道編』より抜粋

バイトをやってて良かったことは?

バイトをやってて良かったことを聞いてみると、多いのは「社会経験ができた」ことや「感謝されたこと」「働いてお金をもらう大変さがわかった」など、学生生活だけでは知らなかったことを知ることができた、という声。

労働の対価としてお金をもらうっていうのは、やっぱりうれしいよね。

お客さまからお礼を言われることも、貴重な経験かも。

【バイト経験アリ】 卒業後にも使えるスキルを身につけたJKDKも

また、「敬語が使えるようになった」「目上の人とコミュニケーションが取れるようになった」など、大学や就職してからも役立つスキルを得た人も多いみたい。
 
ほかには、「まかないがおいしい」「割引券がもらえた」などの声も。従業員特典はやっぱりうれしい!

バイトをやって良かった理由Real Voice

「スポーツ観戦がタダ」(石川県/高3/女子/スポーツ関連)
「参考書を買うお金などを自分で稼いでお金の大切さを実感したこと」(島根県/高3/女子/年賀状仕分け)
「社会には色々な価値観を持つ人がいることを学んだ」(埼玉県/高3/女子/試食販売)
「推し活に使えるお金が増えた!」(福岡県/高3/女子/ファミレス)
「接客はやはり最高!明るく話せるようになった気がする」(神奈川県/高1/男子/カフェ・喫茶店)

【バイト経験アリ】進路選びへの影響、半数が「あり」

さまざまな選択肢がありいろいろな経験ができるアルバイトだけど、その経験が進路選択に影響していると思うかを聞くと、約5割ずつの半々に分かれる結果に。

「影響している」を選んだ人のなかには、「バイト先の大学生にどうやって志望校を決めたかなどのアドバイスをもらっている」(静岡県/女子)と先輩から得た学びを具体的に答える人のほか、社会経験ができてよかったという人が多くいたよ。

「影響していない」と答えた理由では「バイトと将来やりたいことは違うから」「自分のやりたいことと全く関係ないバイトをしているから」など、進路とバイトとは切り離しているとの声が多かった!

「今はただお金を稼ぎたいと思っているだけ」など、バイト代を目的としている人も。

ほかにも「受験勉強の時間が減った」「疲れて勉強に身が入らないときがある」という、バイトの時間が物理的に受験勉強に影響してしまうという意見もありました。

勉強とバイトのスケジュール調整、結構大変そうだ…!

「仕事経験を積むことで考え方も変わってくるから」(山口県・高3・男子)
「接客をやっていて、お客さまの笑顔を見るとこのバイトをしていて良かったなと感じることが多かった。そのため、人と接することの多い職業に就きたいと考えるようになった」(神奈川県・高3・女子)
「面接の時に経験したことを言えるから」(広島県・高3・女子)
「先輩とかと大学のお話をさせてもらう機会があるから」(神奈川県・高3・男子)

\【高校生アルバイトのリアル2022】まとめ/

from スタサプ編集部(編集長) MIKA


6月に発表した【高校生お小遣い実態調査2022に引き続き、今回もお金事情をヒアリングした結果、「無理せずやりくり上手」な高校生の傾向が!

その背景は、今回の結果と【高校生お小遣い実態調査2022】から見えた、

①お小遣いに満足しているからアルバイトをしていない
②アルバイトをしている子はお小遣いだけでは足りない日常消費に使うお金を稼いでいる


の2点にあり。この2つは、

①お小遣いの満足度が約6割の中、校則でアルバイトOK、許可取り不要でもアルバイト経験のない子は約6割ということ
②お小遣いの使い道TOP2が、アルバイト経験者のアルバイト代の使い道TOP2と同じく「自分の趣味」「友達付き合い」


だったことから考察しているんだけど、「無理にアルバイトをせずにやりくりして楽しもう!」という心持ちをとても感じたな。

フリーコメントからは、やりくりのために無理な我満をするのではなく、アプリのクーポンやポイントの活用で楽しんでいる高校生のリアルな姿もあって、お得情報を手にしやすい現代ならではのやりくり術もわかったよ。

ただ、そんな高校生のアルバイト欲にも火がつく瞬間が…!

それは「推し」への気持ち

これがまさに使い道1位「自分の趣味」の中身。

「推しに貢ぎたい」(愛知県/女子)、「推しのLIVEに行くため」(宮崎県/女子)、推し活がやりくりの範囲を超えたときに、アルバイト欲がかつてないほど高まっていくみたい…! 

みんなはどんなバイトをしてみたい?

以上、【高校生アルバイトのリアル2022】でしたー!

勉強が学生の本分といえども、やっぱり気になるアルバイト。みんなの声をみて、どう思ったかな?
 
興味があるのなら、進路がすでに決まっているなど、校則や勉強に影響のない範囲で、やってみてもよいかも。

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今回の調査はプレスリリースでも発表しているよ。気になる人はチェックしてみて!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001608.000011414.html
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