USJで働く大人にインタビュー!「MMP部」編

そろそろ進路も本格的に考え始めるタイミングだけど、未来の自分を全然イメージできない。

そもそもやりたいことがない自分ってちょっとマズい…?

なんて考えていたとしたら、ちょっと待って!

「なぜかわからないけど、ワクワクする。」
「うずうずして、やってみたい。」

そんな、「きゅん♡」と自分の気持ちがプラスに動く瞬間を大事に集めていくと、おのずと自分が進みたい方向性や、大事にしたいコトが見えてくるはず。

とはいえ、自分の知らない職場や職種もたくさんあるよね。

ということで、実際にJKの2人がユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で働く皆さんにインタビュー!

この4つの職種を紹介するよ。
アトラクションオペレーション部
テクニカルサービス部
インテグレーテッドマーケティング部
MMP部
今回インタビューするのは、MMP部の青木美空さん。

「きゅん♡」から未来を切り拓くコツ、ぜひ聞いてみて!

最後は、自分の「きゅん♡」と関連する学問や仕事が見つかるワークシートをやってみてね。

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CREW INTERVIEW:MMP部

青木美空さん(臨床心理系の学部卒)

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「自分の考えた施策を通じて

ゲストとクルーの間に最高の笑顔が生まれる瞬間にやりがいを感じます!」  

どんなお仕事?

\ゲストの満足度向上のための仕組みやツールを開発します/

ゲストへのさらなる満足度向上を目指し、ありえない“ワクワクドキドキ”を生み出すため、クルーがゲストへ積極的に働きかけるきっかけとなる仕組みやツールの開発を担当。

USJには1万5千名近くのクルーがいるが(※)すべてのクルーがゲスト一人ひとりの立場に寄り添い、声かけや働きかけをできるよう、必要な施策を考える。

※2023年12月末時点


今の仕事に就くまでHISTORYを教えて!

\人の気持ちへの興味から“ワクワクドキドキ”のサポート役に /

もともと「人の気持ちの裏側でどんなことが起きているのだろう」と考えるのが好きで、臨床心理系の学部に進学。

それに加えて「食」への興味があり、新卒では食品会社に入社して広報の仕事をしていました。

もっと人の“ワクワクドキドキ”をつくり出す瞬間にかかわる仕事がしたいと考えていたときに、この仕事に出会いました。


仕事につながった「きゅん♡」は?

\お菓子作りや動画編集…どうすれば相手がよろこぶか考えることに、「きゅん♡」 /

高校時代はお菓子作りと動画編集が好きでした。

ただ作るのではなく、「どんなものを作れば相手がよろこぶかな?」「こんな編集だとみんなが嬉しいのでは?」と考えることに、「きゅん♡」 としていました。

クルーの気持ちを想像しながら、より良い伝え方を考えたり、ゲストと深くかかわる方法を磨いたりする今の仕事にも通じています。

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「MMP」とは?

Magical Moment Program を略した言葉。

ゲストにありえない“ワクワクドキドキ”を届けること。ゲスト一人ひとりに寄り添い、積極的にゲストとコミュニケーションをとりながら、「NO LIMIT!」に自分を解放して、超元気になっていただく瞬間を届けている。


ゲストの記念日やお誕生日をお祝いするシールの開発も!
画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

\USJでは『Crew is the No.1 Attraction!』を目指しています!/

毎日たくさんのゲストが来場しますが、そのゲストの方、一人ひとりの期待や想いに寄り添い、クルーが「自分がゲストの立場なら、どうしてほしいだろう?」と考えて行動することによって、どこにもない瞬間を生み出しているんです。

画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

<クルーとゲストのコミュニケーションを生むツールを作る仕事も>

画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン


“予想もできない声がでる!”をテーマにした昨年秋のハロウィーン・イベントでは、期間限定で「声シール」を企画。

「えっ、こんな声出るんだ!?」なシールを通じて、クルーとゲストのここにしかないコミュニケーションが生まれることをねらった。

※現在は配布終了しています

パーク・コンシェルジュのトレーニングを高校生が体験!

<パーク・コンシェルジュとは?>

年に一度のオーディションで選抜されたクルーのみで構成されるチームで、ありえない“ワクワクドキドキ”を生み出すプロフェッショナル。

全クルーのうち約1%しか存在しない。

トレーニングをしてくれたパーク・コンシェルジュの内満さん(左)・宮西さん(右)
画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン


●表情トレーニング

パーク内の大きなBGMの中でも、表現豊かにゲスト一人ひとりに応対することが大事。

目の表情だけでも伝えたい感情が届くように、喜・怒・哀・楽+驚きの感情を表し、受け手側に伝えるトレーニング。

表現豊かに「驚」を伝える
画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

目の動きだけで「驚」を表現できるかな?


●もっと・もっとトレーニング

ゲストを“超元気”にする役割だからこそ、ゲストのエネルギーよりも一段高いエネルギーを渡せるように。

「もっと」という言葉を次の人にパスしながら、少しずつエネルギーを高めていくトレーニング。

「もっと」という言葉を時計回りにパスしていく
画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

「もっと!」って、難しい〜!

\体験した高校生の感想/

パーク・コンシェルジュのお二人の表現力にビックリです!

言葉だけではなく、目の表情や動作も大事なんだとわかりました。

このパワーでゲストの楽しむ気持ちに寄り添っているんだな〜と、そのスゴさを実感!

高校生のみんなへMESSAGE

\どんどん挑戦してね!/

興味のあることには、どんどん挑戦してほしい!

そして、そのことにかかわる仕事にはどんなものがあるかを調べてみるのがおすすめ。

目立つ仕事ばかり注目しがちだけど、表からはなかなか見えない仕事もある。

もしかしたら私のように「支える」裏方の仕事が向いている人もいるかも。

世界を広げていくことは、新しい自分を知るチャンスになるはず!



「きゅん♡」を未来につなげるワークシート

「やりたいこと」がなかなかみつからなくても、焦らないで!          

まずは自分がどんなことに「きゅん♡」とするのか、自分の気持ちを観察して「Myきゅん♡集め」を始めよう。

きみの「きゅん♡」は、どんな学問や仕事につながるかな?


STEP1:「きゅん♡」を書き出してみよう

自分の「きゅん♡」=気持ちがプラスに動くもの・こと・瞬間を自由に書き出そう。



STEP2:気づいたことを書いてみよう

STEP1で書いたものを見て、共通することや気づいたことを書こう。



STEP3:関連する学問・仕事を調べてみよう

STEP2で書いたことを学べる分野や学問、世の中に提供している仕事を調べよう。

<調べるためのHINT>

「ロボットや技術にきゅん♡とするなら理工学系の学部」
「人の心にきゅん♡とするなら人文社会系の学部」

などと、キーワードからまず学びたい大枠のジャンルを考えて、詳しく学問を調べてみよう。

職業が思い浮かばないときは、関連するキーワードを入れて検索してみてね。

●仕事・資格を調べる

「きゅん♡」はあなたの心が動いた証。

かわいい!楽しい!なんか好き!...最初はそんな、ちょっとしたときめきでも、自分の「きゅん♡」を信じて、関連することをやってみたり、検索してみたりと行動していくと、意外な自分を知ることができるはず。

高校生活の中で、たくさんの「きゅん♡」をみつけてみよう。

その先には、まだ知らないあなたがきっといる!

From スタサプ編集部

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Text•Edit / Chiemi Tsukada
Photographer / Kotaro Ooe,model/Miu Hanasaki,Rika Momose
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