進路のヒントに潜入!横浜DeNAベイスターズで働く大人にインタビュー~イベント企画運営編
「将来、自分はどんな業界で働くのかな?」
「好きを仕事にできる?」
「そのための進路って…?」etc.
ちょっと先の未来のことなんて、まだまだ解像度が低くてぼんやりしている人、きっと多いよね。
そもそもみんなが知っているような有名企業だって、どんな仕事があるのかちんぷんかんぷん…。
そこで今回は、きっと一度は名前を聞いたことがあるプロ野球球団&その球団を手掛ける会社\横浜DeNAベイスターズ/に潜入!いろんなお仕事について教えてもらってきたよ。
会社のなかにはバラエティーに富んだ仕事があり、そこで楽しく働く人たちの経歴や進路のみつけ方もさまざま。自分と重ね合わせてみると、未来が少しずつ視界良好になりそうだね。さっそく、耳を傾けてみよう!
目次
“ハマスタ”を盛り上げてみんなを笑顔にする!イベント仕掛け人
興業事業本部
興行企画部イベント企画運営グループ
中村あかりさん(25歳)/国際学部系卒

Q.どんなお仕事ですか?
\イベントを企画運営してエンターテインメント体験をお届けしています!/
横浜DeNAベイスターズは、本拠地の横浜スタジアム“ハマスタ”で、さまざまなイベントを開催しています。ベイスターズ独自の特別な演出でエンターテインメント体験をお届けする“スペシャルイベント”とよばれるものもあり、8月には約600機ものドローンを夜空に飛ばす『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2026 Supported by 横浜銀行』を開催しました。イベントごとにメイン担当になったり、サブ担当になったりします。メイン担当になるとイベントのテーマから考え、頭の中のイメージを、社内外の関係者と打ち合せを重ねながらカタチにし、企画から運営までを一貫して推進します。またサブ担当は、決まったことが円滑に進むようサポートするのが役割。イベントの開催許諾を得るために行政とやり取りしたり、各事業者や警備会社と連携を取ったり。「自分がやったことで誰かを笑顔に!」をモットーに、毎日奮闘中です。
Q.“ある一日”はどんなスケジュール?
\その都度その都度、全方向の状況確認!/
ドローンが夜空を彩る『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2026 Supported by 横浜銀行』は、サブ担当で入りました。イベント本番は試合が始まってからなので、当日はお昼ごろに出社して、現場の進行状況や案件を確認し、スムーズに進むよう全体をサポートしています!例えばこんな感じです。
・まずはドローンの準備が予定どおり進んでいるか確認
・メイン担当やドローン・花火・照明などの事業者とインカムでやり取りしつつ、逐一状況確認
・試合が始まるまでデスクワークで別のイベントの準備も
・試合開始に合わせて現場の警備体制をチェック
・各所で最終確認をして本番は舞台裏から見守る
直前まで細かい調整が続くため、あきらめずに粘り強く細やかに取り組むことが大切だと考えております。イレギュラーな事態にも粘り強く対応できる方や、細部まで気を配り最後までやり遂げられる方は向いているかもしれませんね。
Q.思い出深いお仕事って?
\プロ野球球団×ギャルマインドの世界観を作り上げた!/
メイン担当だったスペシャルイベント『YOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL 2026 Supported by 横濱ハーバー』は約半年前から動き出し、まず「ベイ☆ギャルマインド」というテーマを打ち出しました。話題になっていたギャルマインド(自分の“好き”に全力で突き進む最強のポジティブ精神)や、Y2K(2000年を指す略語)ファッションからインスピレーションを得て、横浜DeNAベイスターズ流にアップデートしたんです。
具体的には、全席種を通常タイプ・ミニ丈タイプ・フレンチスリーブタイプなどのスペシャルユニフォーム付チケットとして販売したり、選手のロッカールームをギャル風に飾ったフォトスポットを設けたり、ナイスプレーが出たら球場のビジョンに「まじ神」などのギャル語を映したり。イメージを膨らませて世界観を作り上げる楽しさがありました。
スペシャルイベントは3日連続での開催が多いため、1試合あたり3万人以上、3日間で合計約9万人以上もの方に、自分が考えた想いと世界観をダイレクトに届ける機会があるんです!こんなに恵まれた機会は滅多にないと感じています。約9万人以上もの心に届けるには、まずは「自分がおもしろいと思える」を大事にしています。
準備は大変なことも多かったのですが、当日は 気合いたっぷりのギャル風メイクで来てくださったり、SNSで「楽しかったー♪」と投稿してくださったり。メイン担当でもサブ担当であっても毎回ですが、これ以上ないやりがいを感じています。イベントをきっかけに、横浜DeNAベイスターズをもっともっと好きになる人が増えたらうれしいと思っております。
原点は小さなあこがれ。好奇心のままに進んだら“私のやりがい”がみつかった!
Q.高校、大学ではどんなことを学んだの?
\高校はライフセービングに夢中、大学では開発途上国の経済を学習/
中高一貫校で、高校はライフセービング部に所属していました。ライフセービングとは、主に海やプールでの水難事故を防ぐ活動のことですが、スポーツ競技もあるんです。朝練で10km走ったり、プールで泳いだり。濡れたままの髪の毛で授業を受けた日も(笑)。週末は江ノ島の海でトレーニングしました。3年間みっちり活動して日焼けで真っ黒になって、女子チームの主将もやらせていただきました。
ライフセービングを通して「自分の行動が誰かの役に立つ」ことに“やりがい”を感じ始めました。なので進学先を選ぶ時も「自分の学びが社会の役に立ったら…」と国際学部系に。アフリカや東南アジア地域における国際経済について学習しました。高校時代は「とにかく寄付や支援を届けることが何より大切だ」と考えていましたが、学びを深めるなかで、現地が自立できる持続可能なしくみづくりの重要性に気づかされました。どうしたら開発途上国が自立できるのか、経済視点からの学びがとてもおもしろかったんです。
Q.なぜ、プロ野球球団に就職を?
\スポーツビジネスにも“やりがい”を発見!/
大学の時、アフリカの支援事業を展開するNPO法人でインターンをしていました。ある日、イベント企画をやらせてもらえたんです。自分が考えて試行錯誤したイベントを、お客さまが楽しんで笑顔になって帰っていく姿を目の当たりにしてすごくうれしくって!
ちょうどそのころに、横浜DeNAベイスターズファンの母に“ハマスタ”に誘われ、一緒に観戦してイベントも観ました。母は祖母を亡くしていつもより元気がない時期だったのに、帰り道は久しぶりの晴れやかな笑顔。「スポーツビジネスで人を笑顔にできるんだ!」と改めて発見するとともに、NPO法人でイベントをしていた時のお客さまの笑顔と母の笑顔が重なりました。 ベイスターズから内定をもらえたことを伝えたら母は大よろこび。私が担当したイベントは必ず観に来てくれています。
【高校生のみんなへ】小さなあこがれ、小さなワクワクをみつけたらチャレンジしよう!
今思うと「スポーツビジネスで誰かを笑顔にしたい」という思いに辿り着いた原点は、高校のライフセービングに遡ります。それを始めるきっかけは、中学の臨海学校の遠泳イベント。高校のライフセービング部のお兄さん、お姉さんがサポートに来ていて「めっちゃ格好いいな」ってあこがれました。そのちょっとしたあこがれが、進学先、就職先へと導いてくれたんです。なので、少しでも興味をもったことにはぜひ一歩踏み出してみてほしいです。何だかワクワクするもの、ちょっとした好奇心を大切にしてもらえたらうれしいなと思います!
※所属部署や商品などの情報は2026年8月の取材時点のものです
自分の頭に浮かんだイメージをイベントという形にして、約9万人もの人にお届けできるなんて!スケールが大きくて夢が広がるね。このお仕事に就くきっかけは「自分の行動が誰かの役に立つ」ことに“やりがい”を感じたことだったよね。みんなの“やりがい”も、部活やクラスメイトとの繋がりの中に既にあるかも!?












































