静岡大学、2022年グリーンサイエンスカフェ開催
静岡大学は、2022年グリーンサイエンスカフェを開催する。https://green.shizuoka.ac.jp/wp-content/uploads/2022/05/GSC2022forWEBbanner.png
◆第1回 6/25(土) 加藤 竜也 静岡キャンパス 農学総合棟5階学生実験室
生物分子機能研究:生物機能を利用したバイオテクノロジーとは?
生物機能を利用して様々な分野に応用していく技術である“バイオテクノロジー”は古くから人間の生活に利用されており、身近な技術である。このバイオテクノロジーはSDGs(エスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)で掲げられている目標達成に向けても、非常に重要な技術として位置づけられている。そのバイオテクノロジーについて、紹介したいと思う。
◆第2回 7/30(土) 鳴海 哲夫 浜松キャンパス 共通講義棟21室
グリーン分子創造技術:身の回りの世界を化学構造式で見てみよう!!
「化学物質は,私たちの生活を豊かにし、便利で快適な毎日の生活を維持する上で欠かせないもの」どこかで聞いたことないだろうか?医薬品や甘味料、殺虫剤、接着剤、消臭剤、洗剤や化粧品などたくさんの化学の恩恵に囲まれて生活を送っている。今回は日常生活になくてはならない化学物質の構造(かたち)や機能(はたらき)について、原子・分子レベルで解説する。
◆第3回 8/6(土) 竹内 純 静岡キャンパス 農学総合棟5階学生実験室
植物ストレスマネジメント:植物の潜在能力を引き出すサプリメントとは?
地球温暖化が進む現在、食糧をいかに安定供給するかは喫緊の課題となっており、環境ストレス耐性を植物に付与する技術が種々検討されている。遺伝子組換え作物の作出もその一つだが,日本国内ではあまり進んでいないのが現状だ。今回は、植物自身持っているストレス耐性機構を増強させる化合物(植物用サプリメント?)について紹介し、その利用価値について皆さんと一緒に考えたいと思う。
◆第4回 9/10(土) 山本 祐輔 浜松キャンパス 共通講義棟21室
フィールドインフォマティクス:人と情報技術のなじみがとれた社会を実現するには?
AIやディープラーニングということばが世を賑わせている。たしかに最先端の情報技術はわたしたちの生活を便利で豊かにするために必要なピースだ。しかし、技術だけを追求すると個人や社会に歪みを生む可能性がある。今回のトークでは、AI技術やインターネットを例に取り上げて、人間と技術のなじみの取れた社会をつくるための課題について、みなさんと一緒に考えたいと思う。
◆第5回 10/15(土) 小林 健二 静岡キャンパス 理学部棟B203室
分子から超分子へ:分子のかたちから集合体を想像しよう!
様々な分子(有機化合物)が私たちの生活に役立っている。
私たちの体も分子からできている。分子は2次元・3次元的なかたち(構造)をもって、個性を発揮する。また、分子は弱い力で集まったとき、新たな性質を発揮する場合もある。生命も様々な分子の集合体だ。今回、分子がかたちをつくる仕組み、分子が集合する仕組み、分子集合体(超分子)について紹介する。
◆第6回 11/19(土) 二又 裕之 浜松キャンパス 工学部8号館生物実験室
新エネルギー:微生物だって息をして電気を作るんだぜ!!
私達が呼吸をするように、微生物も呼吸をする。しかも、酸素が無い環境でも、ある微生物達は呼吸をする。え?!じゃあ呼吸って一体何?呼吸とはエネルギーを作り出すプロセスなのだ。だから酸素を使って息をするだけが呼吸では無いのだ。呼吸では電子が移動する。その電子を取り出せたら電気エネルギーになるのでは?という研究について、実験的に紹介したいと考えている。
◆時間:14:00から15:30まで
◆参加費:無料
※全6回参加で修了証明書を発行。
◆定員:各回により異なる
◆会場:各回により異なる。Google Mapを開く
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◆申し込み: Formsを開く
https://forms.office.com/r/znAwrNTjtN
参加者ごと、開催日ごとに申し込み。
◆主催:静岡大学 グリーン科学技術研究所
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