「落ち込んだりしたって全然いい！」中条あやみさんから高校生のみんなへメッセージ

今回のスタサプSPECIALインタビューは、中条あやみさんが登場！

「勉強してるのに結果が出なくて落ち込む…」という高3あるあるなお悩みから「進路って言われても、そもそもやりたいことがない」といった高2のもやもや解決法を中条さんに聞いてみました。

お悩みのみんなもインタビューを読めば、自分に「自信」をもって勉強や進路探しができるかも…！

■Dear 高3のみんなへ！「高3あるある」お悩み相談

まずは中条さんが、勝負の夏を迎える高3のみんなの「あるあるなお悩み相談」にのってくれました！

みんなが自分に「自信」をもって受験勉強ができますように…。

そんな中条さんからのパワー、みんなへ届けー！

相談1. 結果が出なくて落ち込みます…

A. 凹んだり落ち込んだりしたって全然いい！周りの人にも頼ろう！

私も昔、オーディションにずっと落ちていた時期は、落ち込みまくって、凹んで、あぁやっぱりこの仕事向いてないな…って思うこともたくさんありました。

そんなときは、よく周りの方々に相談していましたね。

モデルや俳優の先輩方から「これからもっといい景色が待ってるから、あきらめないほうがいいよ！」「今やめたら絶対後悔するから。やめちゃだめだよ」って言っていただいて救われたこともたくさんありました。

私はすっごいダサいことでも自分の中だけにためずに相談する派。

たとえ「この子アホなのかな？」って思われそうな質問でも、周りに聞いて解決することはたくさんあるから、何でも聞いてみるのって結構大事ですよ。

共演した先輩にも「どうやったら演技上手になれるんですか？」って聞いて、アドバイスをもらうだけで心が軽くなったことも。

自分の中で答えがみつからないなら、いろいろな人に相談してみるのもあり。

「できたかできなかったかは自分が決めるんじゃなく、周りが決めること。自分は、今やれることを頑張るだけだよ」。

以前にいただいたアドバイス。

シンプルだけど本質だなと思っていて、今でも心に残っている言葉です。

やっぱり最後は自分がやれることを必死にやるしかないんですよね。

相談2. 自分に自信がもてず不安…(泣)

A. 自信がなさすぎて手帳に「自信!」って書いていたこともあるんです。

これって今でも永遠のテーマだなって思っているんですが、特に10代のころって、私も自分に自信って全然もてていなかったんですよ。

毎日お仕事の現場で、思ったようにできないこともたくさんあって「自信をもってる人って輝いていていいな」って周りのできてる人と比べて、落ち込んで…の日々。

でも何とかして自信をもちたくて、とりあえず手帳に「自信！」って書いたりして(笑)。

でもそうやっていくうちに「あ、自信って“自分を信じる”って書くのか」って気づいて、私は自分のこと信じてあげられてなかったな…って思えたところから少し変われた気がします。

何事も周りの人と比べずに、自分のやってきたことを信じて、できるようになったことを見てあげられると少しずつ自分の自信につながるんじゃないかな！

相談3. 周りからの反対もあって進路決定に迷います

A. その道に進むのは誰でもない自分自身だから、自分の人生は自分で選ぶ。

アドバイスしてくれる人に悪気はないと思うし、あなたに幸せになってほしいから言ってくれていると思うんだけど…私は自分の幸せは自分で決めていい！って思います。

学生時代バドミントン部だったんですが、途中泣くほど練習がつらくて辞めたくなったり、モデルや女優のお仕事も、向いてないかもしれないなって落ち込んで何度もあきらめそうになったときもあったんです。

でもこうして今までやってこれたのは、「今の自分ってどういう方向に進みたいんだろう？」って必死に考えて、自分の行き先を決めてきたから。自分の人生は自分で選んできたって思えるからだと思っています。

受験もそうだと思うんですが、ここぞというときに本気で頑張れるかどうかって、人から言われたことよりも、自分自身で考えて、納得して選んだものかどうかがやっぱり大きいんじゃないかな。

だから、迷うこともたくさんあると思うけれど、自分がどうしたいかの気持ちを一番大切にして将来を決めてほしいです。

■Dear 高2のみんなへ！「高2もやもや」お悩み相談

続いては高2のみんなへのアドバイス☆

「進路希望をって言われても、そもそもやりたいことがないよー」

「将来の仕事って今みつけなきゃダメなの？」

「私なんて特別な才能とかないし…」

そんなふうに思ったことがある、高2のみんなに向けて、中条あやみさんから貴重なコメントをもらったよ！

まずは考えすぎず、フラットな気持ちで読んでみて☆

相談 1. そもそもやりたいことがありません…

A. 今はやりたいことがなくたって大丈夫！状況を楽しみつくそう!

将来何がしたいかわからないとか、自分の夢をもっていないことにプレッシャーを感じている人もいると思います。

もちろん早くからやりたいことをみつけて、将来に向かって頑張る子はとっても素敵!

でもポジティブに考えると、今の時点でやりたいことがないほうが、楽しみや可能性が無限に広がっていくと思うんです。

例えば、いろんな場所に行ったり、いろいろな人に出会ってその先々で今まで知らなかった新しいものや自分の新たな面を発見できる可能性ってたくさんありますよね。

自分の将来を変えるようなきっかけがみつかったりするできごとにこれから出会えるってことだから、その楽しみがあとに待ってる!と思ってぜひいろいろとチャレンジして肌で体験してみてほしいですね。

高校2年生って、将来どうなっていくかをゆっくりと考えられる時期。

自分の隠れた才能とか、まだ気づいていない魅力が、きっとこれからみつかると思いますよ。

不安だったり悩むこともあると思うけど、その可能性を探すことも楽しんで!

相談 2. やりたいことはあるけど私には無理かも…と思っちゃいます

A. 可能性にまだ気づいていないだけ。自分のチャンスを自分でつぶさないで

やりたいことや、少し興味が出た分野があっても「どうせ私にはそんな進路は無理だよ…」「この仕事にはなかなか就けないってよく聞くし…」とかって早々にあきらめちゃいそうになりませんか?

わかリます!

私も学生時代にオーディションを受けていたとき「どうせ受かるわけないよ…」「演技なんてできっこない」って本気で思ってあきらめそうになっていました。

でも私はその考えって、自分の可能性を自分でつぶしてるなって気がついたんです。

将来のチャンスって自分が導いてあげるもの。

自分のことを信じる人って自分以外いないから、せっかくみつけた芽を摘むことはしないほうがいいと思います。

特に高2だったら「私の可能性って無限大」って思ってるくらいでちょうどいいんじゃないかな。

私は学生時代に「自分で自分のこと一番に信じてあげないと、何も始まらないし、前にも進めない!」って気がつけたから、モデルをしたり女優をしたりする今の私があります。

だから、みんなも自分の可能性を自分でつぶしちゃうのってすごくもったいない。

「どうせ…」って考えるんじゃなく「もしかしたら」の可能性を妄想しながら、将来を考えてみてほしいですね。

相談 3. 将来やりたいことがみつからない

A. 世界って想像以上に広くて自由、今いる環境の中だけで考える必要はなし!

「将来はどうするの?」「そろそろ進路について考えなきゃね」って周りからのアドバイスをプレッシャーに感じている人もいると思います。

たしかに高2って進路を考えて、今後の進む方向を決める大事な時期ではあるけれど、「今いる世界だけで物事を考える必要はないんだよ」ってことは伝えたいですね。

うちの家族は昔からいろいろな選択肢を与えてくれて、学校も部活も本当に嫌なら転校すればいい、世界は広いから日本じゃなくて海外で勉強するのでもいい。

世界は広いから日本でダメなら違う国で生きてくのありって考え方。

そのおかげで「世界って今見てるこの場所だけじゃないんだな」って視点に立てたので、将来に対するプレッシャーが和らいだんです。

今はリアルでもオンラインでもさまざまなことができる時代。

転職もしやすいし、いろいろやってみて楽しいって思えたら、本格的に挑戦するっていうのもアリかなって思う。

必ずしも今やりたいことがあるからといって、ずっとやり続けなくたっていいし、やりたいことだって途中で変わることもある。 あんまり世界を狭めすぎず、心を軽くして自分の可能性を自由に広げていってほしいですね。

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Text･Edit / Noriko Taki
Design / Dai Kayama（ma-h gra）
Photograph / Takuya Sugie（TRON）
Hair&Makeup / Yuko Chiba
Styling / Kie Fujii
[衣裳] ワンピース 6万5000円/AKIKOAOK（I アキコアオキ）
[問い合わせ] AKIKOAOK（I アキコアオキ）
03-5829-6188
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