あの言葉が上位に! 女子中学生・女子高生の流行語大賞は?
毎年おなじみのユーキャン新語・流行語大賞で、大賞に輝いたのは「ダメよ~ダメダメ」と「集団的自衛権」の2つ。では、女子中高校生の間ではやった言葉やモノ・コトは何だったのだろう?
現役の女子中高生1375名を対象とした「2014年の女子中高生流行語」調査を見てみよう。(※)
Q:今年、自分の周りではやっていた『言葉』を教えてください(複数回答)。
1位 「ダメよ~ダメダメ」(1071票)
2位 「レリゴー」 (750票)
3位 「ゲラゲラポー」(714票)
4位 「かまちょ」(542票)
5位 「もしかしてだけど」(363票)
6位 「KS(既読スルー)」(119票)
7位 「秒で」(19票)
8位 「OC(おいしい)」(14票)
9位 「TOKIO力」(6票)
10位 「微レ存」(5票)
1位から3位までには、同じものや関連するものがユーキャン新語・流行語大賞にも出てくるけれど、4位以下はかぶらない、現役JCJKらしい言葉。
例えば、4位にランクインした「かまちょ=かまってちょうだいの略。誰かにかまってほしいときに使う」は、独自の“JCJK語”として、リアルだけでなくTwitterやLINEで大活躍! また、かまってほしがりな友達に対して、「あの子かまちょすぎじゃない?」使うなど、活用形も進化している。
Q:今年、自分の周りで流行っていた『モノ・コト』を教えてください(複数回答)。
1位 「壁ドン」(1147票)
2位 「妖怪ウォッチ」 (883票)
3位 「TSUM TSUM(ツムツム)」(827票)
4位 「テラスハウス」(520票)
5位 「双子コーデ」(398票)
6位 「スクールラブ」(262票)
7位 「LINE歌詞ドッキリ」(188票)
8位 「自撮り棒」(177票)
9位 「顎クイ」(162票)
10位 「半顔メイク」(161票)
こちらで目立つのは、1位「壁ドン」を初めとする恋愛がらみのモノ・コト。
6位の「スクールラブ」はJCJK時代だけという限定感が楽しい。また、加藤ミリヤのヒット曲『SAYONARAベイベー』が流行の火付け役になった7位の「LINE歌詞ドッキリ」(恋愛ソングの歌詞を一行ずつ好きな人に送って、気持ちを伝えたり告白をする)も、今だからこそ楽しいコミュニケーション方法。そして、9位には「壁ドン」に代わるように「顎クイ」(162票)も登場した。
2015年には、この中から何が消えて、どんな新しい言葉が出てくるのだろう。JCJKの流行語の多くがSNSなどで急速に広がっていることを考えると、もしかしたら、みんなが生み出して仲間内で使っている言葉が、全国的に流行するなんてこともあるかも!
※「2014年の女子中高生流行」に関する調査/調査対象:「CANDY」、「メイクme」、「Palette」ユーザーの女子中高生1375名、調査期間:2014年11月11日~18日