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  • 大岡 いづみさん(異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科/国税専門官)

私立大学/東京・埼玉

リッキョウダイガク

友達や家族も個々の背景があり、それも異文化といえる

先輩の仕事紹介

異文化コミュニケーションは海外だけじゃない。培ったマインドで相手の心をひらく。

国税専門官
異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科/2013年3月卒
大岡 いづみさん

この仕事や研究の魅力・やりがい

「税務調査は、意外とクリエイティブな仕事です」。私たちの仕事は法律に基づくため、型にはまったイメージを持たれがちですが、仮説を立てたり想像力を働かせたりしながら、課税の根拠となる事実関係を確認し、証拠を収集します。所得税や法人税、相続税など税目ごとに担当が分かれていて、税務署に提出された申告書の内容を審査した上、個別に確認を必要とする場合には、個人宅や会社に出向き税務調査を行いますが、相手がいることなので、「どうやって聞き出そうか」と、常にコミュニケーション力が試されます。故意に隠そうとする相手と向き合うこともありますが、適正に対処できたときは達成感があります。

学校で学んだこと・学生時代

学生時代に8カ月間のフランス留学を経験しました。他言語の学びを通じて知識が増えると対話も深まりコミュニケーションがどんどん楽しくなることを知りました。自分とは違う考えや価値観を知ることは視野を広げるきっかけになります。このような経験から、人生で初めて「勉強が楽しい」と思うことができました。今は日々法律や会計制度など学びの連続ですが、知識が増えると仕事の幅や深みが増し、仕事がどんどん楽しくなっていることを実感しています。また、立教では環境にも恵まれました。学部には海外からの留学生も多く、インターナショナルで「違い」に寛容な雰囲気があり、一人ひとりの個性を尊重し合う仲間と学び合うことができました。

相手も自分も尊重する気持ちは、立教で育まれました。

分野選びの視点・アドバイス

異文化コミュニケーションと聞くと、海外や外国人とのやりとりと思われがちですが、背景が異なる人同士の関わりはすべて異文化コミュニケーションだと思うのです。ゼミの教授は常に「どうしてそう考えるのか」という部分を大切にしていたので、言葉の背景を考えるクセがつきました。友達でも家族でもすれ違いはよくあること。相手の真意がわからない時も対話を諦めず、「なぜこんなふうに言うのだろう」と考えることが面白いから、対話も楽しいし、相手を深く知れるのです。社会では人と関わることは必然です。異文化コミュニケーションはどんな仕事にも活かせますし、そのマインドを多様で自由な立教で学べたことは本当によかったと思います。

異文化コミュニケーションマインドで仕事が面白い!

大岡 いづみさん

関東信越国税局 勤務/異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科/2013年3月卒/国税専門官のことはテレビドラマで知ったという大岡さん。「学生時代には縁の無かった税金の分野で専門性を身につけられることが魅力的だった」と、この道を目指すことに。「国税局は、本当にたくさんの仕事があります。これまでも、税務署の窓口業務、相続税等を担当する資産課税部門での税務調査、育休をはさみ人事や電話相談業務などを経験してきました。これからも、経験できることはなんでも前向きに取り組みたいです。そのためにも、学び続け、専門性を高め続けたいです。あまりイメージがないかもしれませんが、海外への道もあるんですよ。」

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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