公園遊具をはじめ、テーマパークやアウトレットモールなどの商業施設や都市空間施設などを企画・製作するメーカー、タカオ株式会社。未来戦略広報室で企画・設計・広報を担当する、井上さんにお話しを伺いました。
主に自社で製造・販売する製品の広報資料や営業資料の作成を担当しています。パンフレット、カタログ、ホームページなどの制作を始め、開発予定の製品の企画考案をサポートしています。お客様のニーズに合わせて理論的に考えて作ることや、ワクワクする製品を提案できた時にやりがいを感じています。特に自分が作ったパンフレットを見たお客様からの発注で、実際に街に遊具が設置された時は何物にも代えがたい達成感に包まれます。
御茶の水美術専門学校では企画力やプレゼン方法、マーケティングを学びました。特に印象的なのはSDGsを絡めた学びが多かったこと。そのため、SDGsを意識した企画を提案することが自然と身につきました。弊社では素材からプラスチックを減らすなど、環境や社会に配慮した製品を開発していくにあたり、SDGsの知識を社内で広報したり、SDGsの観点で考案した製品を提案したり、学んだ知識を大いに役立てています。
デザイナー職で活躍できることはもちろんですが、御茶の水美術専門学校では産学連携授業を通してプレゼン方法やマーケティング知識を実践的に学ぶので、営業や企画職などの幅広い業種で学んだことを生かすチャンスがあると感じています。最近は同級生が働く職場に弊社の製品を導入できないか、どうしたら活用できるか、などを考えて話が盛り上がることもあります。お互いに力をつけて、いつの日かそれを実現できたら嬉しいですね。