今、私は声優をはじめ、俳優、ナレーターをマネージメントする事務所に所属。声優としてアニメやスマホアプリゲーム、外国映画などに出演しています。最近では、オーディオブックのナレーターとして小説や自己啓発本などの作品への参加も増えてきました。この仕事で嬉しいのは、関わった作品が誉められたり、高評価を受けたりした時。特に役名付きで参加した作品の場合は、自分の演じ方やこのシーンが良かったなどの感想をいただけると最高に幸せです。また自分が好きなキャラクターを演じることができる場合もテンションが上がりますね。実際に以前、中学・高校の頃から大好きだった三国志の武将役を担当した時は演技に力が入りました。
もともとは漫画、ゲーム、アニメが好きで最初は声優志望ではなかったのですが、神戸電子専門学校のオープンキャンパスでアフレコを体験し、参加者の中で自分の演技がダントツで下手だったことに落胆。それが本当にショックで悔しくて…。そこからアニメを観る時には声優の演技を意識するようになり、自分も声優になって、好きな作品の力になりたいという思いが高まりました。神戸電子専門学校へ入学を決めたのは、アフレコ設備や収録スタジオ、大規模なイベントホールがあること。そして業界経験豊富なプロの先生が芝居の基本や声の出し方、大事なプロとしてのマインドなどを、初めての人にもわかるように教えてくれることでした。
入学後は、ボイストレーニングやアフレコ、ナレーション、芝居の基礎から実際の演技指導まで日々色んなことを教わりました。それに授業以外にもさまざまな活動ができたのは良かったです。特に印象に残っているのは、サウンドクリエイト学科の学生が作った曲を私たちが歌い、ダンスもホールで披露。最終的にはCD作成までできたこと。他にも、私の原作を友達がシナリオ化し、その後サウンドテクニック学科の学生の協力を得てドラマCD作成も体験しました。こうしたことは全て先生に相談すれば、環境を整えてチャレンジさせてくれましたから、今考えるとスゴく恵まれた環境で貴重な体験をさせてもらえる学校だったなと実感しています。
株式会社リマックス所属/声優タレント学科/2012年卒/両親もアニメ、映画好きだったことから自然とアニメ、ゲームの世界に没頭するようになった濱本さん。神戸電子専門学校入学後は、声優としてのレッスンをはじめ、他学科と連携し、いろいろな活動に取り組んだ。現在は、声優になる夢を叶え、大好きなゲームやアニメ作品、外国映画など、多くの作品に出演している。