私は今、地元の静岡県にあるスポーツショップで働いています。仕事はレジでの業務が中心で、お客様から受け取った商品の会計や、お客様からご依頼いただいた注文をメーカーに問い合わせたり、修理の受付をしています。女性スタッフはレジ業務から始めますが、最近では売り場作りを担当することも増えてきて、私はスイム関連の商品やマリンアパレルのコーナーの陳列や発注も行っています。お客様がお店に入ってきて商品を選び、最後に接するのがレジのスタッフです。「ありがとう」と声をかけていただくとすごく嬉しく、お客様には笑顔で帰ってもらいたいといつも思っています。そのために、思いやりやおもてなしの心をもって仕事をしています。
もともとスノーボードが大好き! 両親の影響で、小学校の低学年の頃から年に数回、ゲレンデに滑りに行っていました。初めは滑れなくても、やればやるほど成長していくのを実感できるのが楽しく、またウェアやボードもファッションとして好きだったので、「いつかスノーボードに携わる仕事をしたい!」と思うようになりました。高校は動物科のある学校に進み、卒業後はトリマーの道も考えたのですが、「やっぱり好きなことを仕事にしたい」と思い直し、TSBのオープンキャンパスに参加。スノーボード業界に就職している人がたくさんいることを聞き、また販売やスポーツチームの運営のことまで幅広く学べるのが魅力で、入学を決めました。
TSBでは、スポーツマーケティング専攻を選びました。実践的な授業が多く、販売のほかに、トレーニングや栄養学、ビジネスマナーも学びました。特に店舗の運営を学ぶ授業は、売り場作りをする際の今の仕事にとても役立っています。またナイキのシューズの開発に携わった先生が教えてくれたり、リーボックが主催している「スパルタンレース」に学生ボランティアとして参加したり、在学中に貴重な経験もたくさんできました。就職活動のとき、「地元で働きたい」という希望を叶えるため、進路担当の先生方が何度も履歴書を添削してくれ、最後までサポートをしていただいたのも印象的です。夢が叶った今、次の目標に向けて頑張っていきたいです。
シラトリスポーツ SPOPIA黄瀬川店 勤務/スポーツビジネス学科 スポーツマーケティング専攻/2019年3月卒/今田さんが勤めているシラトリスポーツは、静岡県・神奈川県を中心に10店舗を展開しており、子ども達からお年寄りまで、スポーツを楽しんでいる地域の方々にスポーツ・レジャー用品を販売している。「配属されたSPOPIA黄瀬川店は、高校生のときからよく来ていました。商品の知識をもっと磨いて、売り場作りはもちろん、お客様に直接スノーボード用品を販売できるようになることが目標です」