オランダ・アムステルダムの日系ホテルの鉄板焼レストランでホール業務を担当しています。日本の伝統衣装である着物を着てお客様をお迎えし、英語でご注文をお伺いしたりドリンクを提供することが私の役割。気持ちよくスムーズにお食事を楽しんでいただくためには、広い視野を持ちつつ迅速かつ的確にものごとを判断して行動することが大切。それらをいつも心にとめながら日々お客様と向き合っています。海外のお客様はとてもフレンドリーなので、担当したお客様から名前で呼んでいただけるととても嬉しいですね。また自分の心遣いやサービスがチップという目に見える形で返ってくるのも海外レストランならではのやりがいにつながっています。
英語に興味があり、将来は英語に携わる仕事がしたいと思っていました。なかでもホテルの仕事に魅力を感じ、専門学校に進むことを決めました。JCFLを選んだのは研修制度が充実していたからです。研修先の数も多く、さまざまなジャンルのホテルから選べるので、自分の目標に合わせて学べると思いました。卒業後は、目標だった海外のホテルに就職。日系ホテルということもあり、海外にいても日本を感じることができます。また、海外で日本の魅力を発信できることにもやりがいを感じています。英語を使う仕事はたくさんありますが、英語という言葉を通して日本のことを伝えられる仕事によって、改めて日本文化の素晴らしさを実感しています。
JCFLにはインターンシップ制度があり、実際にホテルで社員の方々と一緒に仕事をしました。授業でもホテルについて詳しく学んでいましたが、やはり実際に現場で働いてみると多くの発見があり、とても勉強になりました。インターンシップを体験すると、自分がこの仕事に向いているのかどうかも確認できます。就職活動では先生方にとてもお世話になりました。JCFLは担任の先生がサポートしてくれるので、距離が近くどんなことにも相談に乗っていただけることがとても心強かったです。就職活動には不安もたくさんありましたが、今こうしてやりたかった仕事に就けているのは、先生方のあたたかなサポートのおかげだと心から感謝しています。
ホテルオークラアムステルダム 鉄板焼レストランさざんか 勤務/国際ホテル科 国際ホテル専攻/2018年卒/JCFL卒業後は、ホテルオークラアムステルダムに勤務。「オランダ人のほとんどの方は英語が話せるのでさほど不自由なく暮らしています。職場はとても国際的な雰囲気で、さまざまな国の出身のスタッフたちとの交流も楽しいです」と語る。オランダでの勤務期間が終了した後は日本に帰国して国内のホテルで働く予定だという。「海外での勤務経験を活かし、柔軟な対応ができるホテルスタッフとして成長したいと思っています」(A.Yさん)。