現在はトップチームのフィジカルコーチとして選手のコンディション管理を中心に行っています。具体的にはトレーニングのウォームアップ・クールダウンや日々のフィジカルトレーニング、リハビリ選手の復帰前コンディショニングトレーニング、GPSデータの管理など、テクニカル・メディカルスタッフと密にコミュニケーションを取りながら日々仕事にあたっています。日々仕事にやりがいは感じていますが、やはりチームが勝利し、スタッフや選手と喜びを分かち合う瞬間は格別です。選手はもちろんのこと、コーチやスタッフが日々努力し、各々の仕事をプロフェッショナルとして全うした結果が「勝利」に結びつく瞬間の喜びは最高です。
学生時代は授業で学んだことを現場実習で実践する日々。試行錯誤を繰り返しながら、着実に成長していることを実感していました。そのため、毎日勉強することが楽しくて「もっと勉強したい、早く実習に行きたい」と思える学生生活を送っていました。特にお世話になったのは、授業も教えていただき、実習でも指導していただいた先生。授業中に先生に質問をすると、返ってくるのは「答え」ではなく、教科書にはない、より深く考えさせられる質問でした。いつも課題を与えていただいたことで、より深く考える力が身についたと思いますし、その「質問返し」に答えられた時には、自分の成長を強く感じることができました。
「努力は人を裏切らない」という言葉があります。その言葉の通り、努力をし続けた結果が、今の自分に繋がっていると思います。毎日、良い事も悪い事も、成功や失敗もあるかと思います。時には深く沈んでしまう時もあると思いますが、諦めずに自分を信じて努力し続ければ結果は自ずとついて来ます。目標に向かって頑張り続けて下さい!
株式会社セレッソ大阪 勤務/スポーツトレーナー科 アスレティックトレーナーコース/2009年卒/高校を卒業後、色々な仕事をしながら生活を送っている時、ふと「サッカーに関わる仕事」と思ったという渡邉さん。そんな折、趣味でやっていたフットサル中に手術が必要になるレベルの大怪我をしてしまい、リハビリに取り組みながら「こんなふうに辛い思いをしている選手の助けになりたい」と思ったことで、アスレティックトレーナーの道へ。現在はセレッソ大阪のトップチームでフィジカルコーチとして活躍中。