患者様の保健証確認やお会計の業務を担当しています。「お大事になさってください」と声をかけた際に「ありがとう」「お世話になりました」と言って頂けることもあります。職員の方にも大きな声で挨拶をするようにしています。そんな私を見た患者様が、「がんばっているね」と声をかけてくださったことも。、そんなコミュニケーションがやりがいとなっています。、待ち時間が長くなってしまうと、患者様が気分を害されてしまうこともあるので、なるべく早く会計処理ができるようにも努めています。ご不快なご様子が見受けられた時などは、まずきちんと謝って、お気持ちを和らげて頂けるように、笑顔で対応するようにしています。
私は幼い頃体が弱く、よく病院に通っていました。病院には怖いイメージがあったのですが、窓口の医療事務の方に優しく声をかけて頂いて、少し心が楽になったんです。患者様に心配りをしながら、事務の業務をてきぱきとこなしている姿を見て、憧れを持ちました。今でもその方は私の憧れであり、目標になっています。病院は患者様にとって楽しく通える場所ではないので、患者様の心を少しでも楽にしてあげられるような存在になりたいです。現在の職場は実習先だったのですが、職場の方々がとても優しく、別の部署の方々とも円滑にコミュニケーションが取れている様子を見て、ここに就職したいと思い、応募して無事内定をいただきました。
学校で学んだことの中で今一番役に立っていると感じているのはビジネスマナーです。言葉遣いやマナーはすぐに身につくものではないし、ふとした時に崩れてしまうもの。患者様と接することが多く、とっさの瞬間に敬語がおかしくなってしまったりするので、学校でしっかり学んでいて良かったと思います。医療事務の資格だけではなく、サービス接遇検定なども受検できるので、現場で患者様と接する時に大いに活かせますよ。学校で多くの検定を取得したことで、就職活動にも自信を持って臨むことができました。診療報酬能力事務検定は、今の仕事に直接関わってはいませんが、難しい試験だったので、取得できたことが自信と誇りになっています。
医療法人社団 誠馨会 千葉メディカルセンター 勤務/医療秘書科 医療事務研究コース/2016年3月卒/体が弱く頻繁に通院していた幼少期、医療事務の方にやさしく声をかけられたことが、この仕事に憧れるきっかけだったという山本さん。千葉医療秘書専門学校では、生徒思いの先生方に助けられたと話す。就職活動時には担任の先生から「自信を持てば大丈夫」と声をかけられ、志望していた病院に無事就職。学校で取得した数々の資格や検定も、大きな自信になったという。これまでの人生で周囲から受け取った優しさを、今は患者様に向けている。