多くの方に支持される技術者になるためには、技術だけでなく様々な能力が備わっていないと成れません。学生からよく「どんな力が必要か」と質問されますが、ぜひ身に付けて欲しい能力が6つあります。それは 1.自らお客様と話したりスタッフと連携を取るための“コミュニケーション力” 2.お客様をもてなすための“接客力” 3.デザイン提供の軸、イメージを形に仕上げるための“技術力” 4.お客様のなりたいイメージや悩みを理解するための“傾聴力” 5.流行やニュース、様々な知識を勉強しておくと話しの引き出しになる“常識・雑談力” 6.成長し続けるための“向上心とやる気”です。入学時のスタートは皆同じです。この能力をしっかり身につけて、2年後には全員が美容師国家試験に合格できるよう全力でバックアップしていきます。
「分かった」「できた」という達成感を得られる授業を常に意識している山口先生。実技の授業では、まず学生が理解できる範囲のところまで先生がデモンストレーションを行い、完成イメージを持たせます。それを何度も繰り返して、初めて一つのスタイルが完成。学生も達成感を感じる瞬間です。その後は、自分ができなかった箇所や難しかった箇所を個々で振り返り、理解した上でもう一度同じスタイルを作り上げます。座学・実技共に、学生一人ひとりに合わせた教え方や丁寧な指導を意識し、学生が楽しいと感じられる授業を心掛けています。
美容師になるためには大変なことも多いですが、その分大きな夢を持つことができます。夢に向かっていろいろな困難も乗り越えていく仕事なので、やりがいもとても大きいです。一緒にステキな美容師を目指しましょう!
東京・福岡で美容師として10年の経験を経て、福岡美容専門学校へ。現在は教員として技術・学科の両方の指導にあたっている。また、学生の校外コンテストではネイル競技を担当し、全国1位を受賞するなど数々の功績を残す。