2023年より国家資格となる「愛玩動物看護師(動物看護師)」。どのような業務が可能になるのか、また資格取得に向けて意識していることなど、片桐麻里奈先生と在校生のお二人にお話をうかがいました。
愛玩動物看護師が国家資格になることで、これまで獣医師しかできなかった、採血、投薬、マイクロチップの装着などを獣医師の指導のもと行えるようになり、今後ますます医療面からアプローチできる存在になります。授業では、試験合格を目指したサポートはもちろん、動物看護師として私が経験した、現場で活きる知識や技術を伝えることにも力を入れています。動物のいのちと飼い主さんを支えるのは、愛玩動物看護師の使命ですから。
国家資格化されて初めての試験を受けます。前例がないので、どんな問題が出るのかわかりませんが、認定動物看護師の過去問をたくさん解いています。特に苦手なのは動物薬理学。薬の名称はカタカナが多いので、覚えるのが大変です。2022年度第1回の国家試験は、認定動物看護師を持っている先生方も受験するので、放課後は先生と一緒に勉強しています。お互い同じ目標に向かっていると思うと、とても勇気づけられます。
愛玩動物看護師国家資格試験に向けて、夜遅くまで勉強する毎日です。合格すれば念願の愛玩動物看護師に! さらにAIKENでは愛玩動物看護科でもJKC公認トリマーC級を目指せるので、医療面、美容面の両方で活躍できる愛玩動物看護師になれます。これに加えて、私は動物用のケーキを作る人にもなりたい!なので、栄養系の授業にも積極的に取り組んでいます。目標を達成して、片桐先生のようなカッコいい大人になりたいです。