もともと子どもの頃からゲームが好きで、とくにダンジョンRPGに興味があり、ゲームプランナーを目指しました。仕事を通して様々なゲームの企画を立てる中でわかったことは、一つのタイトルを作るために現場では多くの人々が関わっているということ。コミュニケーションをとることがいかに大切かを痛感しました。現在は高度クリエイター学科の教員として、ゲームの企画の立て方やパソコンを使った制作について指導を行っています。心掛けているのは、ゲームを作りたいという熱い想いを持つ学生に対して、その想いを形にするためには何が必要かを教えることです。ゲームクリエイターとしてこれから大きく成長していくためにも、まずは学生の興味を受け止めて、一緒にゲーム制作に取り組んでいくことで、モノづくりの楽しさを味わってもらいたいですね。
真島先生の授業では、PCの使い方からプログラミングの基礎、ゲーム関連の知識まで、初心者でも安心して学べる環境が整えられている。「ゲーム制作においては、"おもしろさのタネ"をきちんと他の人に伝えることが重要です。例えば、共通の言葉を使ったり、スケッチを描いたりすることも有効な手段。モノづくりに必要なコミュニケーション力が養われるように教えています」と真島先生。クラスの雰囲気は活発で、疑問があれば先生に質問したり、学生同士で教えあったりすることも。「わからないことをそのままにしないのが大切です」
ゲームクリエイターに向いているのは、「プレイヤーを楽しませたい」という気持ちを持っている人です。そんなプレイヤーの視点をモノづくりの原動力にして、世界中の人を喜ばせるゲームを一緒に作っていきましょう。
担当科目:ゲーム概論、ゲーム企画 他
略歴:ゲーム制作系の専門学校を卒業後、家庭用ゲームの制作会社にゲームプランナーとして入社。国民的RPGのシリーズ作や、アクションゲーム開発に携わる。
仕様策定やレベル設計を担当し、その経験を活かして、2022年に学校法人大原学園に入社。教員として、ゲーム企画や制作の指導を行っている。