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  • 浅野 俊幸教授(マルチエージェントシミュレーション、人工知能、数値計算プログラミング)

私立大学/神奈川

ショウナンコウカダイガク

こんな先生・教授から学べます

災害時のシミュレーション予測で、防災・減災に挑む先生

マルチエージェントシミュレーション、人工知能、数値計算プログラミング
情報学部 
浅野 俊幸教授
先生の取組み内容

私の研究テーマは「人の知的学習を通したマルチエージェント社会シミュレーション」です。具体的には、人の行動を数値モデル化してコンピュータで計算することにより、災害発生時の環境と群衆の避難行動をシミュレーション予測しています。例えば、河川に囲まれた海抜0メートル地域では、河川が氾濫したら住民はどこに避難すればよいかが非常に大きな課題になります。そこで、IoTセンサーを使って人々の歩行状況を観測し、観測から得たビッグデータを解析して行動をモデル化します。さらにVR技術を使って仮想空間の街に災害を発生させ、避難を体験することでさまざまな行動データを収集します。こうしたシミュレーションにより、行政と地域住民との間で意識を合わせ、避難計画を事前に議論できるようになり、地域の防災・減災につなげることができます。

水がどこから来るのか、そしてモデル数値化した人がどのようなルートで避難所に向かうかを予測

授業・ゼミの雰囲気

人工知能×ネットワーク×センシング技術…さまざまな技術を組み合わせ「新たな価値」を創造する人材を育成

情報工学専攻ではハードウェアからソフトウェアまで、幅広い分野を取り扱います。今注目されている「メタバース」を例にしてみると、仮想空間に入るために必要なネットワーク技術、仮想空間で活動するための感覚器官の情報を収集するセンシング技術、空間内で個人情報を守るためのセキュリティ技術、さらには「どんな街をつくれば収益が上がるか」といった商業的な議論も行います。情報学部で扱うICTの10分野にまたがるさまざまな課題に触れながら、技術を組み合わせて「価値あるもの」を創造できる人材を育成していきます。

浅野教授の研究室には交通シミュレーターを使った混雑緩和やIoTセンサーを用いた歩行解析に取り組む学生も

キミへのメッセージ

「目に見える情報技術」の裏側に、「目に見えない情報技術」がある

目に見える情報技術に注目が集まりがちですが、その裏には目に見えない情報技術がたくさん隠れています。皆さんが描く未来には情報技術が大きな影響を与えてくれるはず。ここでそのスキルを磨いてほしいと思います。

浅野 俊幸教授

専門:マルチエージェントシミュレーション
博士(工学)。研究テーマ:人の知的学習を通したマルチエージェント社会シミュレーション。現:湘南工科大学 工学部 情報工学科教授。※2023年4月より情報学部に改組

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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