• スタディサプリ進路(大学・専門学校)
  • 大学・短大を探す
  • 大正大学
  • 先生・教授一覧
  • 山本 章博 准教授(日本文学)

私立大学/東京

タイショウダイガク

先生・教授

三十一文字に時空を超えた風景を見る 先生

山本 章博 准教授

文学部  日本文学科

【日本文学】
和歌文学 ・中世文学

平安から鎌倉時代の和歌、特に仏教と関わる釈教歌(しゃっきょうか)を専門に研究しています。和歌の基本は、風景に心を重ねて詠む。例えば、「寂しい」と詠むのではなく、夕陽を詠んでそこに寂しさを重ねます。いろんな気持ちを盛り込んだり、読みとったり。それが和歌の表現の面白さです。
極楽ってこんなところかな、来世でもこんな景色がみられるのかな、そんな気持ちを四季折々の風景で表現するのが釈教歌。例えば、藤原俊成の「今ぞこれ入日を見ても思ひこし弥陀の御国の夕暮の空」という歌は、「まさに今見ている夕陽は、極楽の夕陽とつながってるんだな」という気持ちを表しています。
目の前の美しい風景から、来世や永遠の風景に思いをはせたり、千年も前の和歌から、現代の私たちが心を読み取る。そんな時空を超えた広がりも和歌の醍醐味ですね。

中世を代表する和歌集である「新古今和歌集」にも釈教歌が数多く収められています

授業・ゼミの雰囲気

「文法を覚えるのは苦手」な人にこそ学んで欲しい!古典を読む「技術」を基礎から徹底的に身につける!

山本先生のゼミでは、古典を読む「技術」を徹底的に身につけます。題材は先生の専門である和歌が中心。読解に必要なのは、文法の暗記ではなく「調べ方」。辞書を始めとする「調べる道具」の使い方を修得し、実践することで読む力をつけていきます。また、発表することで作品への理解も深まります。文法の基礎から指導してくれるので、高校まで古典文法が苦手だった人でも大丈夫。「大学の勉強は、暗記ではありません。文法は苦手だけど、古典の世界には何となく魅力を感じる、そういう学生にこそ、大学で古典を学んで欲しいですね」。

高校の授業では、殆ど和歌をやらなかったという学生も多いので、まずは縁語や掛詞など、和歌の基本から指導

キミへのメッセージ

文学を通して風景を、風景を通して世界を見てみよう!

失恋したとき海を見に行くなど、風景をみることで心が慰められることがあります。文学を通じてもっと風景を見てください。さらに、風景を通じてこの世のあり方を考えることのできる、広い視野を身につけましょう。

この先生・教授に出会えるのは…

大正大学 文学部 日本文学科

「言語」と「文学」の2つの分野から日本の文化を探求。日本語・日本文学を深く理解し、自らの表現手法として活用する…詳しくみる

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。
大正大学(私立大学/東京)