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宮崎大学、学生がご当地かるたを制作 「門川の魚かるた大会」実施
2020/3/9
宮崎大学の緒方悠輝也さん(大学院農学研究科修士課程2年)や津守康成さん(農学部3年)をはじめとする宮崎大学生が企画・運営をする「門川の魚かるた大会」が、門川町立中央公民館において令和2年2月15日(土)に開催され、門川町(宮崎県)内外から保護者を含めて約120名が参加した。
宮崎大学と門川町では、2017年6月5日に包括連携協定を締結し、地域課題の解決や活性化に資する複数の連携事業を実施してきた。連携事業の一つとして、魚のまちとして知られてきた門川町(湾)周辺の魚類多様性を学術的に証明することを目的に、村瀬敦宣農学部准教授と同研究室の学生が中心となって調査を進め、2019年には515種200ページに及ぶ大作となる魚図鑑が完成、この成果を利用して本かるたが制作された。
かるたの絵札は両面となっているのが特徴で、表面側には門川で多く水揚げされる代表的な44種の魚を学生4名が手分けして個性豊かな魚のイラストが描いており、裏面側には写真とその魚の特徴について説明が記載されている。さらに、読み札についても、全て学生が考えていて、「金ハモは 門川町の ブランド品」「宮崎で 付いた呼び名は ひだりまき」など、地域に根差したユニークな内容で、遊びを通して地元の魚の知識を得ることができるように工夫されている。
この「魚かるた」は、学生の自主的な地域貢献活動等を後押しすることを目的とした「とっても元気!宮大チャレンジ・プログラム」の助成を受けて作成しており、今回の大会参加者に無料で配付され、かるたをもらった子ども達は喜びの笑顔を浮かべていた。今後、門川町内にある4つの小学校や公共の施設などに無料で配付するほか、中学生や一般の方にも、イベントを通して数量限定で無料配付することとしている。
プロジェクトリーダーを務めた緒方さんは「修士論文を作成する傍らでかるたを作成する時間を捻出するには睡眠時間を削るしかなかった。魚かるた大会が成功し、かるたを受け取った子ども達の笑顔を見ると苦労が報われた気がする。これから、大会参加前の事前アンケートと事後アンケートのデータを集計して、今回のようなイベントがどのように教育効果などを及ぼすか検証していきたい」と述べた。
宮崎大学では、「とっても元気!宮大チャレンジ・プログラム」に年間500万円の予算を計上しており、今後も学生の自主的な地域貢献活動を強力に後押し、地域の課題解決の解決と活性化に寄与していくこととしている。
令和元年度、「地域の魅力の磨きあげ」「魅力の国内外への発信」「若い世代への教育」などをキーワードとして、宮崎大学と門川町が連携して取り組んだ事業(受託研究)は以下のとおり。
1.門川町におけるカンムリウミスズメの象徴種的価値を見いだすための生態・行動研究プロジェクト
(主担当:農学部 坂本信介 准教授)
2.門川町の魚類多様性から見た魅力発掘と地産地消プロジェクト (主担当:農学部 村瀬敦宣 准教授)
3.かどがわグローバルキャンプ (主担当:国際連携センター 伊藤健一 准教授)
4.フィンガーライムの産地化に向けた取り組みとオリジナル品種の育成 (主担当:農学部 國武久登教授)
■詳細リンク先(http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/student-info/post-451.html)
宮崎大学と門川町では、2017年6月5日に包括連携協定を締結し、地域課題の解決や活性化に資する複数の連携事業を実施してきた。連携事業の一つとして、魚のまちとして知られてきた門川町(湾)周辺の魚類多様性を学術的に証明することを目的に、村瀬敦宣農学部准教授と同研究室の学生が中心となって調査を進め、2019年には515種200ページに及ぶ大作となる魚図鑑が完成、この成果を利用して本かるたが制作された。
かるたの絵札は両面となっているのが特徴で、表面側には門川で多く水揚げされる代表的な44種の魚を学生4名が手分けして個性豊かな魚のイラストが描いており、裏面側には写真とその魚の特徴について説明が記載されている。さらに、読み札についても、全て学生が考えていて、「金ハモは 門川町の ブランド品」「宮崎で 付いた呼び名は ひだりまき」など、地域に根差したユニークな内容で、遊びを通して地元の魚の知識を得ることができるように工夫されている。
この「魚かるた」は、学生の自主的な地域貢献活動等を後押しすることを目的とした「とっても元気!宮大チャレンジ・プログラム」の助成を受けて作成しており、今回の大会参加者に無料で配付され、かるたをもらった子ども達は喜びの笑顔を浮かべていた。今後、門川町内にある4つの小学校や公共の施設などに無料で配付するほか、中学生や一般の方にも、イベントを通して数量限定で無料配付することとしている。
プロジェクトリーダーを務めた緒方さんは「修士論文を作成する傍らでかるたを作成する時間を捻出するには睡眠時間を削るしかなかった。魚かるた大会が成功し、かるたを受け取った子ども達の笑顔を見ると苦労が報われた気がする。これから、大会参加前の事前アンケートと事後アンケートのデータを集計して、今回のようなイベントがどのように教育効果などを及ぼすか検証していきたい」と述べた。
宮崎大学では、「とっても元気!宮大チャレンジ・プログラム」に年間500万円の予算を計上しており、今後も学生の自主的な地域貢献活動を強力に後押し、地域の課題解決の解決と活性化に寄与していくこととしている。
令和元年度、「地域の魅力の磨きあげ」「魅力の国内外への発信」「若い世代への教育」などをキーワードとして、宮崎大学と門川町が連携して取り組んだ事業(受託研究)は以下のとおり。
1.門川町におけるカンムリウミスズメの象徴種的価値を見いだすための生態・行動研究プロジェクト
(主担当:農学部 坂本信介 准教授)
2.門川町の魚類多様性から見た魅力発掘と地産地消プロジェクト (主担当:農学部 村瀬敦宣 准教授)
3.かどがわグローバルキャンプ (主担当:国際連携センター 伊藤健一 准教授)
4.フィンガーライムの産地化に向けた取り組みとオリジナル品種の育成 (主担当:農学部 國武久登教授)
■詳細リンク先(http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/student-info/post-451.html)