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金沢工業大学、「第15回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」優勝
2019/11/28
金沢工業大学夢考房小型無人飛行機プロジェクトは、2019年9月28日(土)、9月29日(日)の2日間、東京都の大田区総合体育館で行われた、「一般社団法人 日本航空宇宙学会が主催する「第15回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」(以下「学生室内飛行ロボコン」)に出場し、優勝した。
夢考房小型無人飛行機プロジェクトは2006年に発足したプロジェクトで、学生室内飛行ロボコンには2007年の第2回大会から出場している。今大会の優勝で、2年ぶり3回目の優勝となる。
自動操縦部門には9チーム(大学6、高専3チーム)が参加。操縦により小型飛行機を滑走路から離陸させ、救援物資に見立てた「日清食品 チキンラーメンmini」を3つ物資投下エリアに投下し帰還する「メインミッション」と、自動操縦による「自動水平旋回」「自動8の字飛行」「自動上昇旋回」「自動離着陸および自動投下」を行う4つのミッションで得点を競う。
夢考房チームの「アマツバメ」は28日に行われた予選で大会史上初となる「自動離着陸および自動投下」を成功させ、4645点をあげた。
29日に行われた決勝では夢考房チームは「自動上昇旋回」と「自動離着陸および自動投下」のうちの自動着陸は行えなかったものの、2位に700点以上の差をつける3180点を獲得し、圧勝した。
また夢考房チームは今回、救援物資を2つ一度に搭載して離陸できるよう翼幅を小さくするとともに主翼の取り付け角も変更。揚力を増加させるなど機体設計の見直しを行い、アマツバメは「ベストデザイン賞」と「エアバス・ジャパン賞」をあわせて受賞した。
【チームリーダーの航空システム工学科2年松野瑛斗さん(20)のコメント】
前日の予選では大会史上初めてとなる自動操縦による離着陸に成功し、とてもうれしかったです。決勝では自動着陸ができなかったので残念ですが、来年はぜひ成功させ、また優勝したいです。
【予選結果】9月28日(土)
1位 金沢工業大学 アマツバメ 総得点4645点
2位 鳥取大学 T-Sparrow R元NEN 総得点1745点
3位 東京都立産業技術高等専門学校 Charlie 総得点1680点
4位 首都大学東京 とんび 総得点1445点
5位 東京農工大学 Carmine 総得点890点
【決勝結果】9月29日(日)
1位 金沢工業大学 アマツバメ 総得点3180点
2位 東京農工大学 Carmine 総得点2475点
3位 東京都立産業技術高等専門学校 Charlie 総得点1720点
4位 鳥取大学 T-Sparrow R元NEN 総得点1580点
5位 首都大学東京 とんび 総得点1560点
自動操縦装置について
(『第15回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト 機体レギュレーション 飛行競技ルール』より)
1)観測データを得るためのセンサーを機上搭載あるいは機外に設置する。
2)センサーより得られた観測データをもとに、機体の姿勢角や位置などの現在値を計算する。
3)観測・推定した機体の姿勢/位置に合わせて、それらの目標値を設定する。
4)観測・推定した機体の姿勢/位置、ならびにそれらの目標値に合わせて、機体の舵あるいは推進装置を自動的に動作させ機体をパイロットの操縦なしに飛行させる。
■詳細リンク先(https://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2019/0930_plane.html)
夢考房小型無人飛行機プロジェクトは2006年に発足したプロジェクトで、学生室内飛行ロボコンには2007年の第2回大会から出場している。今大会の優勝で、2年ぶり3回目の優勝となる。
自動操縦部門には9チーム(大学6、高専3チーム)が参加。操縦により小型飛行機を滑走路から離陸させ、救援物資に見立てた「日清食品 チキンラーメンmini」を3つ物資投下エリアに投下し帰還する「メインミッション」と、自動操縦による「自動水平旋回」「自動8の字飛行」「自動上昇旋回」「自動離着陸および自動投下」を行う4つのミッションで得点を競う。
夢考房チームの「アマツバメ」は28日に行われた予選で大会史上初となる「自動離着陸および自動投下」を成功させ、4645点をあげた。
29日に行われた決勝では夢考房チームは「自動上昇旋回」と「自動離着陸および自動投下」のうちの自動着陸は行えなかったものの、2位に700点以上の差をつける3180点を獲得し、圧勝した。
また夢考房チームは今回、救援物資を2つ一度に搭載して離陸できるよう翼幅を小さくするとともに主翼の取り付け角も変更。揚力を増加させるなど機体設計の見直しを行い、アマツバメは「ベストデザイン賞」と「エアバス・ジャパン賞」をあわせて受賞した。
【チームリーダーの航空システム工学科2年松野瑛斗さん(20)のコメント】
前日の予選では大会史上初めてとなる自動操縦による離着陸に成功し、とてもうれしかったです。決勝では自動着陸ができなかったので残念ですが、来年はぜひ成功させ、また優勝したいです。
【予選結果】9月28日(土)
1位 金沢工業大学 アマツバメ 総得点4645点
2位 鳥取大学 T-Sparrow R元NEN 総得点1745点
3位 東京都立産業技術高等専門学校 Charlie 総得点1680点
4位 首都大学東京 とんび 総得点1445点
5位 東京農工大学 Carmine 総得点890点
【決勝結果】9月29日(日)
1位 金沢工業大学 アマツバメ 総得点3180点
2位 東京農工大学 Carmine 総得点2475点
3位 東京都立産業技術高等専門学校 Charlie 総得点1720点
4位 鳥取大学 T-Sparrow R元NEN 総得点1580点
5位 首都大学東京 とんび 総得点1560点
自動操縦装置について
(『第15回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト 機体レギュレーション 飛行競技ルール』より)
1)観測データを得るためのセンサーを機上搭載あるいは機外に設置する。
2)センサーより得られた観測データをもとに、機体の姿勢角や位置などの現在値を計算する。
3)観測・推定した機体の姿勢/位置に合わせて、それらの目標値を設定する。
4)観測・推定した機体の姿勢/位置、ならびにそれらの目標値に合わせて、機体の舵あるいは推進装置を自動的に動作させ機体をパイロットの操縦なしに飛行させる。
■詳細リンク先(https://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2019/0930_plane.html)