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上智大学、文学部新聞学科4年瀬田萌々子さん、アジア国際青少年映画祭で優秀賞を受賞
2021/10/14
上智大学 文学部新聞学科4年生の瀬田萌々子さんは、日本と中国、韓国の若者たちが制作した映像作品が競い合うアジア国際青少年映画祭で、優秀作品賞を受賞した。同コンクールでの受賞は上智大学からは初めてのこと。
アジア国際青少年映画祭は映像作品を通した国際交流を目的として2004年開始。3か国の高校生や大学生が毎回のようにドキュメンタリーやドラマ、アニメーションなどの映像作品250以上が出品する大規模な映像コンクールとして14回目を迎えた。今年のテーマは「共生」。これまで韓国や中国が会場になってきた同映画祭で初めて日本が開催国として行われた。しかし新型コロナウイルスが感染拡大のために韓国や中国からの参加はオンラインとなり、授賞式と上映会もオンラインで行われた。
瀬田さんは水島宏明教授のゼミでドキュメンタリーの制作をしているが、3年次に個人で制作したドキュメンタリー「Black women's Hair matter -彼女達の挑戦-」が入賞21作品に選ばれ、優秀作品賞を獲得した。
瀬田さんの作品は日本で暮らす、アフリカ系の女性たちが独特のくせがある髪質やヘアースタイルをどう保っているのかを取材。ナレーションをまったく使わない「ノーナレ」の手法で本人のインタビューを中心に描いている。米国で白人警察官による黒人男性への暴行死をきっかけに広がった"Black Lives Matter"の運動を意識しながら日本国内の人種差別や同調圧力の問題をテーマにしながらセンスあふれる映像と音楽で表現している。
今回の受賞について瀬田さんは「国が違っても通じやすい映像表現を通じて差別のない世界をつくっていく営みをこれからも模索していきたい」と話している。
■詳細リンク先(https://www.sophia.ac.jp/jpn/news/PR/0902awards_dj.html)
アジア国際青少年映画祭は映像作品を通した国際交流を目的として2004年開始。3か国の高校生や大学生が毎回のようにドキュメンタリーやドラマ、アニメーションなどの映像作品250以上が出品する大規模な映像コンクールとして14回目を迎えた。今年のテーマは「共生」。これまで韓国や中国が会場になってきた同映画祭で初めて日本が開催国として行われた。しかし新型コロナウイルスが感染拡大のために韓国や中国からの参加はオンラインとなり、授賞式と上映会もオンラインで行われた。
瀬田さんは水島宏明教授のゼミでドキュメンタリーの制作をしているが、3年次に個人で制作したドキュメンタリー「Black women's Hair matter -彼女達の挑戦-」が入賞21作品に選ばれ、優秀作品賞を獲得した。
瀬田さんの作品は日本で暮らす、アフリカ系の女性たちが独特のくせがある髪質やヘアースタイルをどう保っているのかを取材。ナレーションをまったく使わない「ノーナレ」の手法で本人のインタビューを中心に描いている。米国で白人警察官による黒人男性への暴行死をきっかけに広がった"Black Lives Matter"の運動を意識しながら日本国内の人種差別や同調圧力の問題をテーマにしながらセンスあふれる映像と音楽で表現している。
今回の受賞について瀬田さんは「国が違っても通じやすい映像表現を通じて差別のない世界をつくっていく営みをこれからも模索していきたい」と話している。
■詳細リンク先(https://www.sophia.ac.jp/jpn/news/PR/0902awards_dj.html)