私は入職以来、消化器外科に勤務しております。勤務先は、岐阜県内唯一の大学病院であり、高度な医療を提供する特定医療機能病院でもあります。そのためガンをはじめ重篤な患者さんも多く、術前術後の適切な看護に心を砕いています。大変なことも多く、日々学び続けなければなりませんが、責任と手応えを強く感じられる仕事です。
看護学部で学ぶ高校の先輩から、「新しい施設が豊富にあり、先生も熱心に指導してくださる。」と聞いて、岐阜聖徳学園大学への入学を決意しました。その言葉どおり、学生に寄り添った丁寧な指導を受けることができました。仕事に直結していると感じたのは、3年次の領域実習です。実習では、学生の特権で担当の看護師さんには不可能なほど患者さんの懐に飛び込めます。各領域ごとの実習もあり、大変だと感じることも多くありました。あの経験があったから、今、患者さんの気持ちや体調を短時間で把握できると感謝しています。大学時間の友人と休みをあわせて山登りに出かけるなど。忙しくも充実した毎日を過ごしています。
私は子どものころ、人を助け、支える仕事がしたいと考えていました。警察官なども考えましたが、高校の時の職場体験で、看護師の役割を知り、素晴らしい仕事だと感激し、看護師の道を選びました。何が自分の進路の方向性を決めるきっかけになるかは分かりません。積極的なインターンシップやボランティア活動への参加などを通した素敵な出会いがその後の方向を決めるきっかけになっていきます。出会いを大切にして夢をつかんでください。
岐阜大学附属病院勤務/看護学部 看護学科 卒/2018年度卒