千葉商科大学／先生･教授(伊藤　康教授)(環境経済学、環境・エネルギー政策論、震災復興など)【スタディサプリ進路】

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伊藤　康教授(環境経済学、環境・エネルギー政策論、震災復興など)

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環境問題を社会や経済の「仕組み」から考える先生

環境経済学、環境・エネルギー政策論、震災復興など

人間社会学部　人間社会学科

伊藤　康教授

先生の取組み内容

環境問題の多くは経済活動の結果として発生します。例えば地球温暖化問題は、経済活動が拡大し、石油や石炭などの化石燃料を燃焼することに世界の社会・経済が大きく依存したことで深刻化しました。なぜ環境を破壊するような経済活動が行われるのか、伊藤ゼミナールでは様々な事例を通じて考えていきます。昨今は環境問題に関心を持つ学生が増え、それは喜ばしいことなのですが、環境問題はニュースによく取り上げられるものだけでなく、直接的には見えにくい問題や、過去に発生した未だに解決されていない問題もたくさんあります。また、個人の努力だけではどうにもならず、社会の仕組みを変えないと解決できない問題もあります。学生の皆さんには「社会の仕組みを変えるために、自分ができることは何か」ということを考えていただきたいですね。

環境問題に関する常識にも「本当にそうなのか」と疑いを持って向き合ってほしいと思います

授業・ゼミの雰囲気

調べ、まとめ、発表し、議論する。“当たり前”を疑いながら「環境問題」を考える

伊藤ゼミナールでは、学生が興味を持ったテーマを現地調査などを行いながら調べ、発表や議論を繰り返します。「学生には“当たり前”と思われていることに疑問をもつ、批判的に捉える、ということを意識してほしいですね。環境問題では、『リサイクルをする』といった個人の努力だけでなく、社会や経済の仕組みのどこに問題があり、どこをどのように変えるとうまくいくか、ということを考えてほしいと常に言っています。また、レジュメやレポートを作成する際には“事実と意見を分ける”という意識と技術も身につけてほしいと思います」