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  • 藤井 麻美さん(音楽学部 音楽学科声楽コース/メゾソプラノ歌手)

私立大学/神奈川

センゾクガクエンオンガクダイガク

「Trofeo la fenice 国際オペラコンクール2017」本選での歌唱の様子

先輩の仕事紹介

オペラの舞台で、壮大な音楽が誕生する瞬間に立ち会う。メゾソプラノ歌手としての悦び

メゾソプラノ歌手
音楽学部 音楽学科声楽コース/2007年卒
藤井 麻美さん

この仕事の魅力・やりがい

オペラの舞台本番に向けて稽古が進む中では、歌手として壁にぶつかる時が幾度となくあります。演出家や指揮者が求めているものをパーフェクトに表現できず、まさに手探りで答えを追い求めていきます。しかし、そこで私があきらめることはありません。稽古後もひとり楽譜に向き合い、投げ掛けられた言葉の端々からヒントを探り、譜面に込められた作曲家の意図を反芻して、自分なりの答えを出した上で翌日の稽古に臨みます。この答えが演出家や指揮者の表現にマッチすることも、ふたたび打ち負かされることもあります。それでも、この努力を重ねた末にすばらしい音楽が生まれる瞬間に立ち合えるのですから、本当にやりがいのある仕事ですよね。

学校で学んだこと・学生時代

これまでに国内外で様々な先生方に師事してきましたが、卒業した今あらためて実感するのは洗足学園音楽大学の先生方が持つ「あたたかさ」です。洗足では、個人レッスンで塩沢孝通先生と佐藤征一郎先生のお二人に師事しました。調が合わず悩みながら練習をする私の姿を見兼ねて、先生が声の高さに合った調で譜面を書き直してくださったこともありました。たとえ、学生にできないことがあったとしても、これからできるようにするための道筋を先生方が学生と同じ目線で、本気で考えてくださる。親身に寄り添い、あたたかく励ましながら学生を育ててくださる。それが洗足のすべての先生方に通じる姿勢であり、洗足の魅力であると受け止めています。

気分転換は、よく眠ること。気持ちを切り替えて次の稽古に臨みます。

この分野・仕事を選んだきっかけ

大学の声楽科ではオラトリオ(宗教曲)を専攻していました。そして大学院に進む際に洗足の捻金正雄先生から声を掛けていただいたことを機に、オペラの道に進みました。初めてオペラを歌った学内公演では、「フィガロの結婚」のマルチェリーナ役と「コジ・ファン・トゥッテ」のドラベッラ役を務めました。いずれも捻金先生から「今後、君の持ち役になるだろう」と言われ、先生のこの言葉通り、それから何度もこの二役を務めています。大学院修了後は新国立劇場オペラ研修所を経て、文化庁の制度でイタリアへ留学しました。今も壁にぶつかることばかりですが、そのたびに母校・洗足で声楽家としての原点を取り戻し、次の舞台へと向かっています。

イタリアでは伝統的な歌唱法「ベルカント唱法」を学び、さらに「Benvenuto Franci 国際コンクール2017」で入賞を果たしました。

藤井 麻美さん

二期会/音楽学部 音楽学科声楽コース/2007年卒/洗足学園音楽大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所15期修了。2016年度文化庁新進芸術家海外派遣制度でイタリア・ペザーロへ留学。イタリアでは「Besostri 歌劇場国際コンクール2017」と「Benvenuto Franci 国際コンクール2017」において入賞を果たす。イタリアの劇場でオペラの舞台に立つほか、国内ではアンサンブル金沢「リゴレット」(2018年、マッダレーナ役)等に出演。日生劇場「ヘンゼルとグレーテル」(2019年6月、母役)、東京二期会「蝶々夫人」(2019年10月、スズキ役)への出演も控える。2019年度からは洗足学園音楽大学の教員としても指導にあたる。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

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