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日本体育大学 相撲部、「第97回全国学生相撲選手権大会」中村泰輝が個人優勝
2019/12/6
日本体育大学 相撲部の中村泰輝(武道教育学科1年)が、2019年11月2日(土)、3日(日)に大阪・堺市大浜公園相撲場にて行われた「第97回全国学生相撲選手権大会」にて、個人戦で優勝し第97代学生横綱を獲得した。1年生での学生横綱は29年ぶりの快挙であり、日本体育大学からの学生横綱は5人目になる。
また、デルゲルバヤル(武道教育学科3年)も3位に入賞した。
<相撲部 齋藤一雄部長のコメント>
大会を振り返って・・・
「全国学生相撲選手権大会団体・個人完全優勝」が我々相撲部の年間最大目標である。この目標を達成すべく1年間厳しい稽古を積んできた。
大会初日(11月2日)に個人戦が開催され、10月に行われた国民体育大会相撲競技成年男子の部で個人優勝を果たし、今年度学生ランキング1位の中村が193㎝、165kgの恵まれた体格を活かし、前評判通り順調にトーナメントを勝ち上がり、準決勝まで駒を進めた。また、今年度学生ランキング2位のデルゲルバヤルも準決勝まで駒を進めた。
準決勝第一試合、中村の相手は田中選手(中央大学4年)であった。田中選手は今年度東日本学生相撲選手権大会個人優勝、全国大学選抜相撲宇和島大会で個人優勝をしており実績十分である。対戦成績は2勝1敗で分は悪くない相手であったが、田中選手は183㎝、180kgと体重では中村を上回る巨漢の選手である。
独特の緊張感の中、立ち合い、中村が胸から強烈な当たりを見せ相手を起こすと、一気に突き押しで攻め、そのまま田中選手を土俵外へ突き倒した。1年生とは思えない圧巻の相撲に、周りからはどよめきが起こっていた。
準決勝第二試合、デルゲルバヤルの相手は谷岡選手(近畿大学4年)であった。谷岡選手は西日本学生相撲個人体重別選手権大会無差別級で優勝している実力者であり、春先の故障がなければもっとタイトルを獲得していてもおかしくない選手である。デルゲルバヤルが勝てば、大会初の本学同士の決勝戦となる期待のかかる一番となった。
立ち合い、デルゲルバヤルは鋭い当たりを見せるが、谷岡選手もスピードのある相撲で攻めたて、激しい攻防の中、最後はデルゲルバヤルが谷岡選手の下手投げに屈し敗れた。
決勝戦、中村と谷岡選手との対戦。パワーでは中村有利、スピードでは谷岡選手有利とみられる中、立ち合い、中村は両手突きで相手を突き起こそうと攻めたてるも、谷岡選手も押しをこらえ左前みつを取って残そうとする。しかし中村は構わず右を差しながら前へ圧力をかけ続け、そのまま寄り切って優勝を勝ち取った。1年生での学生横綱は29年ぶりの快挙であった。
以上により、本学は個人戦で中村が優勝、デルゲルバヤルが3位のいう結果であった。
個人戦は結果を残すことができたが、翌日行われた団体戦では準決勝戦で、デルゲルバヤル、中村が敗れてしまい、2対3で日大に敗れ3位という結果であった。
団体戦の難しさを痛感した一日であった。臥薪嘗胆、来年は絶対に団体個人完全制覇を成し遂げるべくこれまで以上に稽古に精進していく。
■詳細リンク先(https://www.nittai.ac.jp/topics/athletic_meeting/971973.html)
また、デルゲルバヤル(武道教育学科3年)も3位に入賞した。
<相撲部 齋藤一雄部長のコメント>
大会を振り返って・・・
「全国学生相撲選手権大会団体・個人完全優勝」が我々相撲部の年間最大目標である。この目標を達成すべく1年間厳しい稽古を積んできた。
大会初日(11月2日)に個人戦が開催され、10月に行われた国民体育大会相撲競技成年男子の部で個人優勝を果たし、今年度学生ランキング1位の中村が193㎝、165kgの恵まれた体格を活かし、前評判通り順調にトーナメントを勝ち上がり、準決勝まで駒を進めた。また、今年度学生ランキング2位のデルゲルバヤルも準決勝まで駒を進めた。
準決勝第一試合、中村の相手は田中選手(中央大学4年)であった。田中選手は今年度東日本学生相撲選手権大会個人優勝、全国大学選抜相撲宇和島大会で個人優勝をしており実績十分である。対戦成績は2勝1敗で分は悪くない相手であったが、田中選手は183㎝、180kgと体重では中村を上回る巨漢の選手である。
独特の緊張感の中、立ち合い、中村が胸から強烈な当たりを見せ相手を起こすと、一気に突き押しで攻め、そのまま田中選手を土俵外へ突き倒した。1年生とは思えない圧巻の相撲に、周りからはどよめきが起こっていた。
準決勝第二試合、デルゲルバヤルの相手は谷岡選手(近畿大学4年)であった。谷岡選手は西日本学生相撲個人体重別選手権大会無差別級で優勝している実力者であり、春先の故障がなければもっとタイトルを獲得していてもおかしくない選手である。デルゲルバヤルが勝てば、大会初の本学同士の決勝戦となる期待のかかる一番となった。
立ち合い、デルゲルバヤルは鋭い当たりを見せるが、谷岡選手もスピードのある相撲で攻めたて、激しい攻防の中、最後はデルゲルバヤルが谷岡選手の下手投げに屈し敗れた。
決勝戦、中村と谷岡選手との対戦。パワーでは中村有利、スピードでは谷岡選手有利とみられる中、立ち合い、中村は両手突きで相手を突き起こそうと攻めたてるも、谷岡選手も押しをこらえ左前みつを取って残そうとする。しかし中村は構わず右を差しながら前へ圧力をかけ続け、そのまま寄り切って優勝を勝ち取った。1年生での学生横綱は29年ぶりの快挙であった。
以上により、本学は個人戦で中村が優勝、デルゲルバヤルが3位のいう結果であった。
個人戦は結果を残すことができたが、翌日行われた団体戦では準決勝戦で、デルゲルバヤル、中村が敗れてしまい、2対3で日大に敗れ3位という結果であった。
団体戦の難しさを痛感した一日であった。臥薪嘗胆、来年は絶対に団体個人完全制覇を成し遂げるべくこれまで以上に稽古に精進していく。
■詳細リンク先(https://www.nittai.ac.jp/topics/athletic_meeting/971973.html)