
観光ビジネス論の授業では、皆さんが「楽しい」と感じる旅を、企画・運営する側の視点から深く考えることを目的としています。ホテル、航空、鉄道、旅行会社、テーマパーク、そして観光地域づくり法人(DMO)など、観光を支える多様なビジネスモデルを幅広く取り上げます。授業では、コロナ禍を乗り越えた企業の新しい挑戦や、地域らしさを活かした観光の立て直しの取り組みなど、国内外の事例を多く扱います。世界の観光を支えるビジネスモデルを知ることで、社会を見る目が大きく変わります。将来、観光を通じて人と地域をつなぐ仕事に興味を持つ学生には、「人が動くこと」そのものをビジネスとしてデザインする力を養うことができるため、旅を「楽しむ」側から「つくる」側へと一歩踏み出す絶好のチャンスです。

どうしたら成功するか、心理面・戦略面から深く探求し、将来ビジネスに活かせる力を養います
観光業界で活躍するプロをゲストに招き、MICE(企業会議や国際会議、展示会など)誘致の舞台裏や、宿泊業界の課題、最新の観光トレンドなど、現場ならではのリアルな話を聞き、今起きているビジネス課題の解決に挑戦します。学生がゲストの会社や競合他社についてデータを用いて発表・ディスカッションする「仕掛け」の事前学習時間を設けることで、知識を学ぶだけでなく、自分の意見を言語化し、他者と議論する力をも養います。将来、観光やサービスの仕事に就く際に役立つ実践的な思考力と働く意識を身につけることを目指します。

ゲスト登壇前に業界を調べ、意見交換することで、知識を深めると同時に、ゲストへの質問力も磨いていきます
この授業を履修している学生のグループの一つは、「札幌のまちで、人の回遊性が低くなっているエリアをどう活性化するか」という課題に挑戦しました。具体的には、人力で走る三輪車タクシーを、単なる移動手段ではなく、ドライバーがお客さんとの会話や案内を通じて地域をつなぐ“きっかけづくりの場”として活用。大通周辺のにぎわいと、人の流れが途切れやすいエリアを結ぶツアーを企画・実施しました。SNSでの集客や当日の運営も学生自身が担当し、教室の外での実践を通して、リアルな地域課題に向き合う力を育んでいます。

豊平川での過ごし方について、韓国の若者文化を取り入れた新しい楽しみ方を試しています
世の中の「人やモノの動き」を考えるのが好きな人におすすめです。観光の力で地域の課題を解決したい人や、新しい旅のスタイルを自分で企画してみたいという意欲ある学生にぴったりの授業です。

担当:千葉里美先生/LMSと最新情報の共有で学生プロジェクトの熱量を最大化する教員
バーチャル空間上の「オンライン観光」と、実際に現地へ行く「リアル観光」を比較したり、ホテルや飛行機・電車、観光地域づくり法人(DMO)、MICE、インバウンド観光ビジネスなど、観光に関わる幅広いテーマを探求します。
実務家教員やゲストスピーカーのリアルな話を聞きながら、グループワークや体験型の授業で、“新しい旅のカタチ”や“持続可能性を追求した観光ビジネス”を考える授業内容です。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。